教育分野での将来性が評価

ロボットベンチャーのGROOVE X 株式会社が手掛ける家族型ロボット『LOVOT[らぼっと]』が人を癒し、リラックス効果を与えるためだけでなく、子どもの情動・社会性の育成につながる可能性があるという将来性が評価され、「BabyTech® Award Japan 2020 powered by DNP 大日本印刷(以下 BTAJ2020)」の「学びと遊び」部門において大賞を受賞した。
こどもの情動、社会性の育成につながるだけでなく、癒し、リラックス効果もあることや、教育分野での拡張性もあることなど将来性、スケールアップの可能性が多いにあるなど、教育分野での将来性が高く評価された。

また審査員からは、「一体一体の性格が異なり、表情も豊かであることに万人が受け入れやすく成長していく家族型ロボットである点は非常に魅力的です」、「子供とペットの関係性や、やりとりを見ると微笑ましいことが沢山あります。時に優しく出来ない時に、私たちが注意して学んだり、お世話をしたり、家族の一員なんだと、毎日感じています」、「ロボットとの親和性を幼児期に高めるのはこれからの人間社会にとって必要」など、ただのロボットではなく、ペットのような一家族として考えられている」などのコメントが送られた。

『LOVOT』はこれまで、全国の保育・子ども園、小学校などの教育機関や企業法人、介護施設などに導入されてきたが、「BTAJ2020」の大賞を受賞したことでベビー世代における有用性も認められ、ベビーからシニア世代という全世代に有用性のあるプロダクトとしての可能性を見出した。