株式会社フォワードネットワーク(本社:東京都文京区、代表取締役:藤田一弥、以下フォワードネットワーク)と株式会社BFT(東京都千代田区:代表取締役社長小林道寛、以下BFT)は、工場内などのカメラの映像をAI(人工知能)が自動判別し、作業日報を自動作成する「日報AIシステム」の提供を開始した。
「日報AIシステム」のメインとなるAIエンジン部はフォワードネットワークが、ユーザインターフェース部はBFTが開発を行った。
<製品紹介URL>
「日報AIシステム」製品紹介ページ
日報作成の手間を削減
日報は毎日作成する必要がある。しかし作成は作業者本人が行うため、時間がかかる上に、形ばかりの日報になりやすい。
このシステムは、工場内にカメラを設置してその映像をAIで分析するため、正確な日報を自動で作成することができる。
今後は、この「日報AIシステム」をクラウド環境に移設し、ネットワークカメラ経由で収集した映像をAI(人工知能)で自動判別するサービスを、2021年中に公開、提供していく予定だ。
製品概要
工場内にカメラを固定し、作業の様子をデータ化する。データはSDカードに記録され、SDカードに記録された映像データを画像解析(AI)専用のパソコンにコピーし、画像解析と自動判別を行うことで、日報データ(CSV形式)が作成される。日報データは、Microsoft Excelを使用して閲覧することや、集計/印刷することが可能である。
カメラの映像をもとに、工場内などの作業の工程をAI(人工知能)を用いて自動判別し、日報を作成する。
導入メリット
■日報作成コストがなくなる
人の手に代わり日報をAIが自動作成するため、作業者の日報作成の手間を省くことができる。
■正確な日報を得ることができる
作業者本人が毎日作成する日報は形ばかりのものになりやすいが、カメラの映像を分析し、映像から直接日報をAIが作成するため、作業内容の正確な日報(記録)を得ることが可能となる。
■作業の映像を記録として残すことが可能
必要に応じて作業の映像をパソコン内に残すことができる。正しい標準的な作業の映像や、逆に失敗事例などを記録として残すことで、今後の業務で活用することができる。
日報はcsvファイルとして生成されるため、Microsoft Excelを用いて独自に集計を行うことができる。そのため、作業者の評価につながる日報をAIで自動作成することができる。
特徴
工場内の一連の作業で「どこからどこまで」の動作をどのような工程名にするかは、利用者が自由に決定できる。利用者ははじめに映像内のオブジェクトを識別できるよう、事前にオブジェクトの学習を行う。画像解析(AI)専用パソコン内の機能を使用すれば、作業の映像をみながら工程名を指定することが可能である。ここで決められた工程名の映像をもとに、AIが自動で作業の内容を判別する。
会社概要
【株式会社フォワードネットワーク】
本社 〒112‐0014 東京都文京区関口1丁目47番12号 江戸川橋ビル3F
代表者 代表取締役 藤田 一弥
設立 2004年4月
事業内容
WEBサイトの速度・脆弱性等の品質向上支援
ビッグデータ・非構造化データの蓄積・解析
各種統計解析(基本統計、検定、多変量解析、機械学習、ベイズ統計)
業務アプリケーション開発・保守
公式HP http://www.fward.net/
【株式会社BFT】
設立年月日 2002年4月4日
資本金 999,0万円
代表取締役 小林 道寛 Kobayashi Michihiro
従業員数 418名(2020年4月時点)
住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内165 丸の内北口ビルディング22階
事業内容
(1)インフラ基盤構築 サーバ環境構築・ネットワーク環境構築 ・クラウド環境構築
(2) システム開発 オープン系システム開発
(3) 教育サービス 「BFT道場」 トレプラ・ギノトレ・チョイトレ
公式HP http://www.bfts.co.jp/