- 足立区の地勢
足立区は、その昔海辺に接していた低湿地帯の一部でした。この地域は、遠く連なる松戸・国府台の台地と、上野・飛鳥山を結ぶ台地との間に横たわっていた入江や湿原、また入り組んだ荒地であったと推定されています。
区内は全体的に平らで、人工的に築かれた荒川の堤防や公園内の丘以外に丘らしい高地はほとんどありません。北西部はやや高く、南東部に行くに従って緩やかに傾斜しながら下っていることから、昔から足立区は農耕に適していました。
地勢上のもう一つの特色は、川が多いということです。東京を水害から守るために、明治44年から昭和5年まで長い歳月をかけて開かれた荒川(放水路)が、足立区を北西から南東へと流れ、区を二つに分断しているほか、四方を川で囲まれ、南に隅田川、西に荒川、新芝川、北に毛長川、そして東に中川、綾瀬川、垳(がけ)川が流れています。
今回、地震災害、風水害その他の災害が発生した場合、ドローン(無人航空機)の活用により一早く被災状況を把握できるよう災害協定を締結するに至りました。
- 無人航空機(ドローン)による情報収集等に関する協定
【協定の名称】
災害時における無人航空機を活用した支援協力に関する協定
【協定締結日】
2021年8月30日
【協定の概要】
・ドローンにより足立区の被災状況の情報収集及び調査を行うこと
・ドローンにより撮影した情報を足立区へ提供すること
- 協定のポイントについて
足立区との締結により、災害時に迅速にドローンを活用した状況調査を行える体制を整備するに至りました。
災害協定のポイントは以下となります。
■ 地震災害、風水害その他の災害によって足立区内で被害が発生した場合、株式会社ハミングバードへ協力要請することで、同社操縦士が同社所有の無人航空機(ドローン)を使い、被災状況の調査を行います。
■ ドローンの活用により、橋梁や高所、河川の上など人が立ち入ることができない危険な場所の調査が可能となります。
■ 大震災等の災害時には、区内全域で甚大な被害をもたらすことが予想されます。多数のドローンによる被災状況調査によって、円滑な被害規模の把握につながります。
- 足立区とハミングバードの関係について
・足立区内に事務所を展開
・ドローンの操縦資格を保有された10名の区職員向けに操縦訓練を実施
・足立区内の風景撮影等広報活動におけるドローンの活用について、区と勉強会等を実施
- 株式会社ハミングバード(ドローンスクールお台場・新宿・渋谷)
株式会社ハミングバードは最先端テクノロジーとサービスを事業者や個人に提供し、ドローン事業の無限の可能性を形にし、優秀な人材を育成して産業発展に貢献する目的で設立しました。
日本初の商業施設内のドローンスクールとして、2018年11月にお台場のヴィーナスフォートに「ドローンスクールお台場」を開校。2020年4月には渋谷の金王八幡宮と提携し、「ドローンスクール渋谷」を開校。2021年7月からは新宿マルイメン6階に「ドローンスクール新宿」を開校しました。
スクールでは、インストラクターがマンツーマンで操縦技術を支援するだけでなく、日本初のVRを活用した操縦訓練も提供しています。
専門資格を有したインストラクターが12名在籍しており、ドローンスクールの運営以外にも、ドローンを活用した空撮や点検業務を得意としています。点検業務に関しては創業当時より都内及び都内近郊の商業ビル、マンション、家屋など数多くの実績とノウハウを保有しています。
ハミングバードは2020年11月11日に、東京都江戸川区と「無人航空機による情報収集等に関する協定」を締結しており、都内では2区目の災害協定の締結となります。
会社名 | 株式会社ハミングバード |
本社所在地 | 東京都港区赤坂2-23-1 アークヒルズフロントタワー17F |
お台場校 | 東京都江東区青海1-3-15 お台場ヴィーナスフォート内 |
新宿校 | 東京都新宿区新宿5-16-4 新宿マルイ メン6F |
渋谷校 | 東京都渋谷区渋谷3-4-7 渋谷金王八幡宮隣接の蔵脩館金王道場 |
代表者 | 鈴木 伸彦 |
資本金 | 1,000万円 |
電話番号 | 03-3599-3075 0120-955-023 |
URL | https://hb-j.jp |
事業内容 | ドローンスクールの運営 ドローンショップの運営 ドローンによる構造物検査 ドローンによる空中撮影及び映像編集 ドローン本体および周辺機器の販売 ドローンを活用したビジネスの事業支援、コンサルティング |