旭川医科大学病院小児科に入院中の子どもたちの外出体験や交流をサポート
アクサ損害保険株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長兼CEO:佐伯 美奈子、以下「アクサダイレクト」)は、地域貢献プログラムの一環として、コンタクトセンターのある旭川市の旭川医科大学病院小児科と遠隔操作型分身ロボット「OriHime」(※)を使ったリモート交流会を2021年11月9日(火)に行いました。同プログラムは、闘病のため長期間の入院生活を余儀なくされている子どもたちへの楽しい時間の提供を目的に、昨年に続き実施するもので、旭川市のコンタクトセンターに勤務するアクサダイレクトの社員が、入院中の0歳、5歳、9歳、12歳の子どもたちと分身ロボットを活用したリモートでのコミュニケーションを行いました。
■本プレスリリースのポイント
・アクサダイレクトは、地域貢献プログラムの一環として、コンタクトセンターのある旭川市の旭川医科大学病院小児科に入院中の4人の子どもたちやご家族とのリモート交流会を、分身ロボット「OriHime」を通じて開催。本企画は、9~10月にかけて実施した福井市のコンタクトセンターと福井大学医学部附属病院小児科の交流に続く、本年2か所目の開催。
・入院中の子どもたちは新型コロナウイルス感染症拡大防止対策が続く医療機関で面会や立ち入りが制限され、ご家族との面会もままならない。子どもたちは、自分の分身となったロボットを病院から操作し、ご家族との団らんや学校の授業に参加したり、ご家族が入院中の我が子をロボットを通して見守るなど3週間にわたって体験。
・体験期間最終日の11月9日(火)は、アクサダイレクト社員によるオリジナル絵本の読み聞かせと買い物体験などを通してコミュニケーションを深め、交流の後には絵本や社員のメッセージ入りカードをプレゼントした。
子どもたちの分身となったロボットがご家族と団らん
病院からロボットを操作し消防署見学に参加
ロボットを通して見ている修学旅行先の動物園
本企画は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策のため、ご家族やご友人との面会が制限されるなど、困難な状況下で病気と闘う子どもたちを励ましたいという想いから、分身ロボットを使った「外の世界の体験」をプレゼントするものです。4人の子どもたちとご家族に、まず3週間、分身ロボットを貸与し、そのロボットを通じて、学校の授業や社会科見学、修学旅行などへの参加や、家族での団らんなど、今まで制限されていたことを楽しんでもらうことが出来ました。また、乳児である我が子との面会の機会が限られていたご家族は、ロボットを病室に置き、自宅からiPadを操作することで、お子さんを見守りたいという願いを実現することができました。体験の最終日には、子どもたちやご家族の分身となったロボットをアクサダイレクトの旭川コンタクトセンターに招待し、交流会を開催しました。
子どもたちからは「オリヒメをつかって、お父さんや弟とつなぐことができました。お父さんや弟と話せて、楽しかったです!」「修学旅行の様子を、オリヒメで見ることができて、本当にうれしかったです。みんなと同じように、修学旅行には行けなかったけれど、これはすごく特別な思い出になりました。」「ガチャガチャ楽しかったね」などの感想を聞くことができました。ご家族からは「在籍していた小学校(のお友だち)と交流できたのがとても良い思い出となりました。長い間会えていなかった友だちとオリヒメを通じて会話したり、入院中に進級したので、まだ行けていなかった新しい教室を見られたり、自席で授業にも参加することができました。」との感想をお寄せいただきました。
旭川医科大学病院小児科 病棟看護師長からは「このような機会をあたえてくださりありがとうございました。みんな、とても楽しい時間を過ごせたようです。カプセルトイが届くのを楽しみにしていました。」との、コメントをいただきました。
交流会では、社員が作成したオリジナル絵本『スマイルランドのミツバチとどうぶつたち~The bumble bee and the smiling animals~』の読み聞かせや、オフィスツアー、近隣のショッピングセンターへのお買い物体験を実施し、子どもたちに楽しいひと時を過ごしてもらうことができました。子どもたちの反応は、ロボットが手や首を振るモーションなどを通じて社員に伝わるため、まるですぐそこにいるかのようなコミュニケーションが可能となり、社員も子どもたちと一緒に交流会を楽しみました。交流会後には、子どもたちが選んだキャラクターのカプセルトイなどに加え、オリジナル絵本、絵本に登場するキャラクターをあしらったバンダナ、交流会に参加した社員が子どもたち一人ひとりに心を込めて書いたメッセージ入りのカードをプレゼントしました。
当社は「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパスのもと、今後も地域社会に根差し、人々に寄り添うCR(コーポレート・レスポンシビリティ=企業の社会的責任)活動に取り組んでまいります。
オリジナル絵本の読み聞かせ
病室から絵本の紙芝居を見る様子
ショッピングセンターを散策
お気に入りのキャラクターのカプセルトイを探してお買い物を体験
■アクサダイレクト地域貢献プログラム
「入院中の子どもたちと分身ロボット『OriHime』を通じた交流会 in 旭川」実施概要
主催 :アクサダイレクト(アクサ損害保険)
日時 :2021年10月20日~11月9日
交流先:旭川医科大学病院小児科
参加者:旭川医科大学病院小児科に入院中の4人の子どもたちとご家族(0歳、5歳、9歳、11歳)
アクサダイレクト旭川センター社員 9人
内容 :
・10月20日~11月5日
期間中ロボットを4人の子どもたちとご家族に1台ずつ貸与し、病院のサポートのもと、家族で一緒に過ごしたり、学校へ出席したり、病室のお子さんを見守ったりと、思い思いに分身としてコミュニケーションをご体験いただいた
・11月9日
最終日をアクサダイレクトとの交流日に設定し、ロボットを通して、アクサダイレクトの社員が絵本の読み聞かせ、オフィスツアー、近隣のショッピングセンターへのお出かけ、カプセルトイのお店で買い物をするなど、4人の子どもたちとご家族、そしてアクサダイレクトの社員皆で、交流を楽しんだ
本年の1か所目、福井市のコンタクトセンターと福井大学医学部附属病院小児科が9~10月にかけて、実施した交流会の様子はこちらよりご覧いただけます。
https://www.axa-direct.co.jp/company/official_info/pr/2021/211115.html
※遠隔操作型の分身ロボット“OriHime”
株式会社オリィ研究所が開発している、育児や介護、身体障害などで通勤や出社が困難な方のテレワークや、病気で学校に通えない児童・学生の遠隔教育ツールとして全国で使われている分身ロボット。PCやタブレット、スマートフォンで手軽に操作でき、「OriHime」の設置や持ち運びが簡単なところが特徴。「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。
株式会社オリィ研究所 公式HP: https://orylab.com/
※「OriHime」「分身ロボットカフェ」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
〔アクサダイレクトのCR(コーポレート・レスポンシビリティ)活動〕
アクサダイレクトでは、「すべての人々のより良い未来のために。私たちはみなさんの大切なものを守ります。」というアクサグループのパーパス(存在意義)のもと、お客さまに寄り添い、お客さまから常に信頼されるパートナーとなることを目指して積極的にCR活動を推進しています。
2018年より認定NPO法人「シャイン・オン!キッズ」とのパートナーシップを通じ、入院中の子どもたちを支えるファシリティドッグの支援活動を継続して行っています。また2020年には、闘病のため入院生活を余儀なくされている子どもたちへの支援を目的として、遠隔操作型分身ロボット「OriHime」を使ったリモート交流を各拠点にて行いました。今後も、企業文化の一部としてCRを浸透させていくことによって、「地域社会」、「お客さま」、「社員」、「株主」、「環境」、「サプライヤー」といった主要なステークホルダーに対して責任ある企業としての役割を果たすことを目指してまいります。
■アクサ損害保険について
アクサ損害保険株式会社は、1998年に設立され、翌年7月より営業を開始し、現在は主に自動車・バイク保険、ペット保険を販売しているアクサのメンバーカンパニーです。個人のお客さまを対象とした「アクサダイレクト総合自動車保険」は好調な売上を続け、保有契約件数は110万件を超えています。
URL: https://www.axa-direct.co.jp
■アクサグループについて
アクサは世界54ヶ国で15万3千人の従業員を擁し、1億500万人のお客さまにサービスを提供する、保険および資産運用分野の世界的なリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2020年度通期の売上は1,032億ユーロ、アンダーライング・アーニングスは43億ユーロ、2020年12月31日時点における運用資産総額は10,320億ユーロにのぼります。アクサはユーロネクスト・パリのコンパートメントAに上場しており、アクサの米国預託株式はOTC QXプラットフォームで取引され、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)やFTSE4GOODなどの国際的な主要SRIインデックスの構成銘柄として採用されています。また、国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEP FI)による「持続可能な保険原則」および「責任投資原則」に署名しています。