楽しみながら気軽に「学び」にチャレンジできるプロダクトやプログラミング環境を提案!ユカイ工学のエデュケーションシリーズ「kurikit(クリキット)」スタート。STEAM教育の教材としても活用。

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木俊介)は、「ユカイな生きものロボットキット」を無線で操作できる「ココロキット」を3月1日(日)に発売、及び、ロボット制御用の無料で使える専用プログラミング環境を3月1日(日)に提供開始致します。

今回発売となる「ココロキット」は、「ユカイな生きものロボットキット」を無線で操作でき、プログラミングで簡単自在にロボットを動かすことができるので、ロボット作りの材料から組み立て、操作まで、「ロボットを作ってみたい」「動かしてみたい」を一貫して体験することができます。近年注目のSTEAM教育の教材としても活用できます。

※STEAM教育(スティーム)とは、 Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、Mathematics(数学)を統合的に学習する「STEM教育(ステム)」に、 Art(芸術)を加えて提唱された教育手法です。

提供するプログラミング言語は、日常会話感覚で使用できる「Scratch」をベースとするビジュアルプログラミングと、様々な応用ができる「JavaScript」をベースとしたテキストプログラミングに対応、教育や学習の場からプロの現場まで幅広く活用することができます。

2020年初開催の「小学生ロボコン」(NHKエンタープライズ主催)に協力

2020年に全国本大会が初開催される「小学生ロボコン」(NHKエンタープライズ主催)の予選会に向けて開発した、小学生でも簡単にロボット作りができる「ユカイな生きものロボットキット」(2019年10月発売)や全国本大会で活用される専用制御基板の製作など、ロボット開発の技術面から、ワークショップを含めたティーチングまでユカイ工学は「小学生ロボコン」に全面協力しております。

開催について:新型コロナウィルスの感染拡大を受け、3月1日(日)に開催が予定されていた全国本大会は延期となりました。今後の予定や詳細につきましては、小学生ロボコンの公式サイトをご覧ください。

小学生ロボコン詳細
http://www.official-robocon.com/shougakusei/

ユカイな生きものロボットキット
https://kurikit.ux-xu.com/robotkit/

「ココロキット」3月1日(日)発売

「ココロキット」は、小学生からロボット作りができる「ユカイな生きものロボットキット」を、Bluetooth(BLE)を用いて無線で操縦することができるモジュールです。自分で作ったロボットをScratchやJavaScriptで記述した自分のプログラムで動かすことができ、楽しくプログラミングを学べます。シンプルな機能で手軽に操作でき、特別な知識がなくても簡単にロボットを動かす体験ができます。

「ココロキット」4つのポイント
・無線で動く
・PCやタブレットなどツールを問わずプログラミングができる
・PCやタブレットのカメラやマイクと連動(モノの動きや音に反応)
・画像を認識して連動(モノの違いを区別できる)

製品名:ココロキット
価格:単品/¥3,600(税別)、
   セット(ユカイな生きもの&ココロキットセット)/¥6,000(税別)
主な機能:プログラミングにて無線でDCモータ2個とフルカラーLEDをコントロールします。
サイズ:W82×D32×H20(mm)
重量:22(g) 電源を含まず
電源:単3乾電池2本 3.0(V)
通信規格:Bluetooth Low Energy
LED:電源LED、フルカラーLED
モータポート:2ポート
出力電流:連続1.2A/モータ

ココロキット
https://kurikit.ux-xu.com/cocorokit/

ココロキット使い方マニュアル

Scratchと「ココロキット」で「ユカイな生きものロボットキット」を動かす手順を紹介しています。

①はじめましてココロキットです!
https://note.com/kurikit/n/n3884d486748f

②Scratchを用意しよう
https://note.com/kurikit/n/nedd499794d5e

③Scratchの画面について
https://note.com/kurikit/n/nbec5b1fbb045

④ココロキットをつないで、光らせてみよう!
https://note.com/kurikit/n/nae465b5e0025

⑤歩くよ!ユカイな生きものロボットキット
https://note.com/kurikit/n/n65f55465bc58

powered by Mpression

「ココロキット」は株式会社マクニカの技術協力により製品化いたしました。今後も、教育・ロボットの分野において株式会社マクニカとのコラボレーションをしていきます。(「Mpression」は株式会社マクニカのオリジナル技術ブランドです。)

無料で使えるロボット制御用の専用プログラミング環境を3月1日(日)提供開始

提供するプログラミング環境はWebブラウザ上で動作し、専用アプリが不要です。「ココロキット」とはBluetooth(BLE)で無線通信でき、PCだけでなくタブレット端末やスマートフォンでもプログラミング学習が可能です。プログラミング言語はScratchとJavaScriptの2種類に対応、ユカイ工学が独自にカスタマイズし、ロボット制御用の機能を追加しています。

左から、「ユカイな生きものロボットキット」の材料一式→制作した「ユカイな生きものロボットキット」→「ココロキット」を装着して、PCやタブレットから自分でプログラムし、無線で操作

Scratchは画面上でブロックをつなげてプログラミングできるのが特徴で、「もし~とき」「~する」などの日常会話の感覚でプログラミングを始めることができるので、プログラミング初心者や小学生でも遊びながら学ぶことができます。また、他の開発者が作った拡張機能を組み合わせて、世の中の技術を体験することができます。

操作イメージ:Scratch画面で操作指示を行うと「ココロキット」を装着した自作の「ユカイな生きものロボットキット」を無線で動かすことができます。

ユカイ工学独自拡張版Scratch
https://kurikit.ux-xu.com/scratch/

ユカイ工学独自拡張版Scratchでできる3つのポイント
・自分で作ったプログラムで、「ユカイな生きものロボットキット」を動かせるようになる
・Scratchを使う事で「もし~なら」「~する」など日常会話の感覚でプログラミングができる
・拡張機能を組み合わせることで、特定の人やモノを認識して動き、例えばリンゴが好きなロボットなどを作ることができる

※Scratchとは、MITメディアラボが開発・提供を進めているビジュアルプログラミング言語です。Scratchはプログラミングスクールで使用される有名なビジュアルプログラミング学習環境の1つで、小学校でも利用されており、感覚的にプログラミングを学べて遊べるツールとして国内だけでも約50万人に認知・活用されています(Scratch公式サイトより、2020年1月現在)。

学べるプログラミング言語
ビジュアルプログラミング「Scratch」

テキストプログラミング「JavaScript」

開発者の声

ユカイ工学エンジニア・和田義久

子どもの頃、モーターを使った工作が好きで、モーター製品が身の回りにたくさんあり、熱中していました。「ユカイな生きものロボットキット」の原型となるようなロボットを制作したのは小学3年生でした。次第に、有線でしか動かないロボットにフラストレーションが溜まり、もっと家の色んな場所をロボットに探検させたり、自分でロボットを自由に操作できるようなプログラミングがしたい!と思うようになりました。当時はそれをやりたくても小学生の自分には打開する手段がなく、手元にあるもので試行錯誤をしていました。その頃からの「もっと知りたい」、「もっと動かしたい」、「どうやったら動くようになるんだろう?」という疑問を解決するために、電気回路やプログラミングなどのエレクトロニクスを学べる高専でロボット開発の勉強を始めました。

今回発売する「ココロキット」は、自分で作った「ユカイな生きものロボット」をプログラムすることで無線で自由に操作できるモジュールです。これはまさに、自分が子どもの頃に欲しかったものです。自分と同じように「どうやったらロボットが動くんだろう」と悩んでいる子や「これからロボットを作ってみたい」と思う子に届けてあげたい、モノづくりが楽しい!と思う気持ちの背中を押してあげたいという思いで開発しています。「ユカイな生きものロボットキット」や「ココロキット」を使って、子どもも大人も、使う人の発想でどんな作品が生み出されていくのかを見るのが楽しみです!

ユカイ工学のエデュケーションシリーズ:「kurikit(クリキット)」

ユカイ工学のエデュケーション事業は、初めてのロボット制作やプログラミングの技術学習を目指す全ての人に向け、楽しみながら気軽に「学び」にチャレンジできる体験を提案します。

「kurikit(クリキット)」はユカイ工学が発売・提案するエデュケーションにまつわるプロダクトやプログラミング環境を総称するシリーズ名です。(creative=創るとkit=組み立ての材料一式、を掛け合わせた造語です)

Webサイト
https://kurikit.ux-xu.com

プロダクト
・ユカイな生きものロボットキット
・ココロキット
・ハブラシロボットキット
・konashi3.0
・Koshian3.0

プログラミング環境
・Scratch
・JavaScript

株式会社マクニカについて

マクニカは、1972年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。近年は、従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。今後は、「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス/ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。
横浜に本社を構え、世界24ヶ国81拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。
詳細はWebサイト( https://www.macnica.co.jp )をご覧ください。

ユカイ工学株式会社について

ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。自社製品の製造、販売ノウハウを元に、ロボットやIoT製品のコンセプトデザイン、試作、量産、販路開拓までを一気通貫でサポートしています。

主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi3.0」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、音声コミュニケーション開発キット「codama」、小学生でも簡単にロボット作りができる「ユカイな生きものロボットキット」などがあります。また、より身近に人に寄り添う“究極にエモい”(エモーショナルな)ロボットへ進化する「BOCCO emo」は2020年のサービス開始を目指し、開発を進めております。Qooboの新しい仲間、Petit Qooboは2020年11月発売を目指し開発中です。(Petit Qooboのクラウドファンディングを3月下旬に開始予定)

企業情報
ユカイ工学株式会社(Yukai Engineering Inc.)/代表取締役:青木俊介
本社:東京都新宿区富久町16-11武蔵屋スカイビル101/TEL:03-6380-4710

HP:www.ux-xu.com
Facebook:https://m.facebook.com/YUKAIEngineering/
Twitter:https://twitter.com/yukaikk
note:https://note.com/ux_xu