私たちの何気ない日常のバックステージには、いつも懸命に働く人たちが・・・。よく知っている仕事から、初めて目にする仕事まで、さまざまなジャンルのプロフェッショナルが“挑戦”する姿に密着する『BACKSTAGE』。MCの武井壮とともに働く人たちの“こだわり”や“仕事愛”を浮き彫りにしていきます!

今回は、ドローンを使って夢のようなサービスを実現した男性に密着!「世界初」を目指した彼の挑戦は、水空合体ドローン。買い物をした商品がドローンとともに空を飛んで運ばれる日本初の配送サービスの成功に加え、漁師さんの仕事の負担を減らす目的でドローンが海に潜って岩牡蠣の撮影にチャレンジ!果たして成功するのでしょうか!?

長野県の南部に位置する伊那市。高齢者が多く住む山に囲まれたこの町の駐車場に運ばれたドローンの役目は、買い物をした商品を届ける日本初の配送サービス。2年前に実用化されました。
少し前までは夢だったこのシステムを現実にしたのが『KDDI ドローン事業推進グループ』の松木友明さん。携帯電話の電波を利用する「スマートドローン」は通信会社だからこそできる技術。松木さんは7年前、飛行管理システムを学びにアメリカ・NASAへ。ドローンを安全に飛行させる技術を習得しました。

地域の住民がケーブルテレビから注文した商品を乗せたドローンは、時速36kmのスピードで4キロ離れた公民館を目指して飛行します。飛行中はドローンに装着したカメラで監視。こういった完璧なシステムが功を奏し、これまで無事故で安全に荷物を運んでいます。10分後、無事に公民館に到着しました。

ドローン事業に関わる前は、売切れ店舗が続出するほどの人気を博し、グッドデザイン賞を受賞した携帯電話「インフォバー」の企画開発を担当していた松木さん。デザインを学ぶため、なんと会社勤めをしながら多摩美術大学に入学したエピソードや、配送サービスの実現に向けての苦労話に注目です!

別の日、松木さんの姿は神奈川県真鶴町の海にありました。目的は陸から離れた岩牡蠣の生育状況をドローンを使って確認し、漁師さんたちの仕事の負担を減らすこと。実験が成功すれば世界初の快挙となる重要な現場を特別に撮影させていただきました。
水空合体ドローンを陸から300メートル離れた岩牡蠣の養殖場まで飛ばして着水させると、今度はケーブルで繋がれた水中ドローンを水深3メートルを目指して潜らせます。こうして岩牡蠣に接近して撮影した映像を離れた場所からリアルタイムで確認する流れですが、この日は想像以上に波が強く、ドローンが流されてしまうハプニング発生!実験はどうなってしまうのでしょうか・・・!?

風力発電の点検作業、山岳救助支援ドローン、警備ドローンなどスマートドローンを使った多くのサービスを手掛けている松木さん。空から、海から、人々を救う挑戦はまだまだ続きます。
【BACKSTAGE 3/6OA「困っている人を救う!ドローン最新技術」PR動画】

【放送日】2022年3月6日(日)

【時間】よる11:30
【MC】武井壮
【ゲスト】生見愛瑠
【テーマ】困っている人を救う!ドローン最新技術
【番組HP】https://hicbc.com/tv/backstage/?ref=pr
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