自律搬送ロボットHOSPIに新たなラインナップが登場

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パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は病院や空港で人の手に代わり搬送作業を行う自律搬送ロボット「HOSPI」の新モデル受注を開始する。

新型「HOSPI」、「HOSPI Signage(サイネージ)」は2019年5月で、搬送容量を拡大した「HOSPI Cargo(カーゴ)」は2019年7月(予定)より開始。

主な特長は27型FHD LCDパネルを最大3面搭載。
HOSPI Signageは自己位置情報よりコンテンツ切換可能に、HOSPI Cargoは搬送容量大幅アップと巡回機能を搭載し、搬送効率を向上した。また、後方センサー搭載により走行安定性を向上。
追加オプション機能は遠隔操作機能、遠隔コミュニケーション機能(TV会議システム搭載)、顔振向き機能。

2013年10月に販売され、病院で人手に代わり搬送作業を行ってきたHOSPI。
視認率や搬送効率を向上させ、今後は空港やショッピングセンターなどの公共空間でも活躍を想定されている。

 
 

以下、プレスリリース引用

 
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パナソニック 自律搬送ロボットシステム「HOSPI(ホスピー)」

 
パナソニック株式会社(以下、パナソニック)は、機能向上した新型HOSPI(ホスピー)、ならびにサイネージを3面搭載した「HOSPI Signage(サイネージ)」の受注を開始します。また、搬送容量を拡大した「HOSPI Cargo(カーゴ)」についても、2019年7月より受注を開始する予定です。

昨今、人手不足が深刻化する中、人と共存し、作業を手助けするロボット需要も年々高まっております。パナソニックは、病院内の薬剤や検体を人手に替わって、自動で搬送する「病院内自律搬送ロボットHOSPI」の販売を2013年10月より開始し、国内4病院、海外1病院に導入してきました。今回、機能向上した新型HOSPIに加え、これらの病院導入実績などで培ってきた自律移動技術をベースに、新たな移動型の情報提供手段として、サイネージ搭載HOSPIを開発しました。移動型サイネージでは固定型サイネージに比べ視認率もアップする実証結果が出ており、更なる注意喚起や宣伝効果が期待できます。今後想定されるインバウンド増加に伴い、空港やショッピングセンターなど、案内や告知が必要な公共空間での利用をターゲットにしています。

また、搬送ロボットについても、搬送効率の向上を目指し、現行HOSPIの機能拡張、及び搬送容量をアップした「HOSPI Cargo」をラインナップする事で、お客様の多様なニーズに対応していきます。
 
 
<主な特長>
1. 27型FHD LCDパネルを最大3面搭載。自己位置情報よりコンテンツ切換可能(HOSPI Signage)
2. 搬送容量大幅アップ(HOSPI Cargo)と巡回機能(全システム)を搭載し、搬送効率を向上
3. 後方センサー搭載により走行安定性を向上(全システム)
 
 
<追加オプション機能>
遠隔操作機能、遠隔コミュニケーション機能(TV会議システム搭載)、顔振向き機能

【品名】自律搬送ロボットシステム HOSPI/HOSPI Signage/HOSPI Cargo
【品番】HOSPI:AP-3021AM/HOSPI Signage:AP-3021AD/HOSPI Cargo:AP-3021AL
【受注開始】HOSPI、HOSPI Signage:2019年5月/HOSPI Cargo:2019年7月(予定)
 
 
<主な仕様>

項目 HOSPI HOSPI Signage HOSPI Cargo
最大移動速度 1 m/秒 1 m/秒 0.8 m/秒
外形寸法W×D×H[mm] 630×705×1390 630×705×1390 680×1200×1600
本体重量 約170 kg 約175 kg 約220 kg
積載量 最大20 kg なし 最大60 kg
収納スペースW×D×H[mm] 363×600×390 なし 363×600×1050
連続運転時間※4 約7時間 約4時間 約5時間
充電時間 約2.5時間
主な機能 地図情報と環境認識による自律走行、自動充電、エレベータ搭乗、
IDカード認証、ドライブレコーダ

 
 
<以下オプション>

遠隔操作機能  
遠隔コミュニケーション機能    
顔振り向き機能

・HOSPIはパナソニック株式会社の登録商標です。
 
 
【お問い合わせ先】
パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社 新規事業センター
TEL:06-6905-1525