居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo』や伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』(特許取得済)を日本で初公開

株式会社RoboSapiens(所在地:東京都新宿区、代表取締役:長尾 俊、以下ロボサピエンス)は、「横浜ロボットワールド2021」に初出展し、ロボットを使った「物流×コミュニケーション」の提案を行います。ロボサピエンスが開発した居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo(カルガルー)』や巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)』(特許取得済)を日本で初公開いたします。

近年、ロボット技術はさまざまな分野で使われ、その技術は目覚ましい発展を遂げています。ロボサピエンスは、「人を中心としたロボットづくり」を基本的な理念として、ロボットによって物理的な障害を無くし自動化することで、全ての人々に豊かで安全かつ持続可能なインフラを提供していくことをミッションとしています。

◆出展概要

【日時】2021年11月10日(水)〜11日(木) 10:00〜17:00
【ブース】3-19
【出展内容】
1.居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo』
・物を運んだり、コミュニケーションを取ったりすることが可能
・スイッチを押下できるシッポの機構を搭載しており、エレベータの乗り降りやインターホンの押下を自律的に行うことが可能

2.巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』
・巻尺を用いた独自の仕組みで省スペースかつ大きな伸縮動作を実現
・軽量で可動範囲が広く、手頃な価格で導入が可能
・輸送ロボットにおける押下の動作に最適

◆出展内容のご紹介

1.居住空間向け自律輸送ロボット『Karugaroo(カルガルー)』 
『Karugaroo』は、カンガルーの姿をした自律輸送ロボットです。物を輸送するだけでなく、会話をしたりジェスチャーでコミュニケーションを取ったりすることができます。物理的にスイッチなどを押下できるシッポの機構を搭載しており、エレベータの乗り降りやインターホンの押下を自律的に行うことができるので、特別な連携をすることなく既存の建物にすぐに導入することが可能です。またポケットにタブレット端末を装着しているので、バーコードを読み取って商品を購入することができたり、端末に部屋番号を入力すると指定した部屋まで物を自律的に運んだりすることができます。『Karugaroo』は、さまざまなシチュエーションで活躍することができます。

活躍するシチュエーション
【オフィスでは】
・お茶出しや顧客対応

【マンション内では】
・フードデリバリーや宅配物の、ロビーから部屋までの輸送
・マンション内での小売販売

【医療機関では】
・病院における非接触での薬の運搬

オーダーを受けると、食品や宅配物を指定された部屋の前まで自律的に運ぶことができます。※画像は使用イメージです。

2.巻尺を用いた伸縮突出アクチュエータ『BambooShoot Actuator』 ※特許取得済
『BambooShoot Actuator』は、巻尺の機構を用いた、コンパクトな収納スペースで大きなストロークを可能とする伸縮アクチュエータです。「BambooShoot = たけのこ」のように地面から突き上げるような動きが可能です。通常のリニアアクチュエータの場合は、50cm突出させようとすると、50cm以上の収納スペースが必要になりますが、『BambooShoot Actuator』はそのような収納スペースは不要です。軽量で可動域が広く手頃な価格で導入が可能です。特許取得済み。

巻尺を用いた伸縮アクチュエータ BambooShoot Actuator(バンブーシュートアクチュエータ)※ 画像は開発中のものです。

◆横浜ロボットワールド2021 開催概要

会期:2021年11月10日(水)〜11日(木) 10:00〜17:00
会場:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
出展対象:ロボット開発技術、駆動技術、認識技術、判断・制御・AI(人工知能)技術、通信技術 等
主催:横浜ロボットワールド実行委員会
URL:https://www.srobo.jp/

◆株式会社RoboSapiensについて

株式会社RoboSapiens(https://rb-sapiens.com/)は、人と触れ合うことを前提としたロボット開発・インターフェース設計を行っています。「ロボットで人々の生活を豊かで持続可能なものにする」を理念として、人を中心としたロボット作りで、物理的な障害を無くし、すべての人が豊かで安全な生活を送れる社会を目指しています。

◆代表プロフィール:株式会社RoboSapiens代表取締役 長尾 俊

東京大学工学部機械情報工学科にて、胎児手術のための立体視技術の研究に従事。東京大学大学院情報理工学系研究科にて超指向性スピーカを用いた音声ガイドシステムや立体視展示ディスプレイの研究に従事。2012年度未踏IT人材発掘・育成事業クリエータ。人とのインタラクションに主眼を置いたインターフェース研究を主として行う。2012年に株式会社ヒトクセを設立、取締役CTOに就任。主にインターネット広告における最適化機能やユーザーインターフェース開発に従事。2020年に株式会社RoboSapiensを設立、代表取締役CEOに就任。人を中心としたインターフェースを第一に置き、人と共生できるようなロボット開発を目指す。

◆株式会社RoboSapiens会社概要

【本社所在地】
東京都新宿区西新宿六丁目16−12 第一丸善ビル801
【会社設立】
2020年7月3日
【資本金】
8,000,000円
【事業内容】
高度な技術を用いてロボットに生命を吹き込み、新人類とも呼べるロボットの構築
【企業URL】
https://rb-sapiens.com/