コミュニケーションロボットなどを企画・開発・販売するユカイ工学株式会社は、発売中の家庭用のコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」の次世代版である『BOCCO emo(ボッコ エモ)』を活用し、企業と協働してロボットの活用シーンを拡大する『BOCCOパートナープログラム』を始動すると発表した。

ユカイ工学株式会社「ユカイ工学『BOCCOパートナープログラム』では、パートナー企業の様々な事業とこれまでの知見の結集である『BOCCO emo』を組み合わせることで、これまでになかったロボットを活用したプラスアルファの価値を創造し、生活者に向け新たなサービスを提案、提供できるものとしている。」

『BOCCO emo』とは“なんだか触りたくなる”誰もが親しみやすい丸みを帯びたフォルムで、表情豊かに人の側に寄り添うロボットだ。
「BOCCO emo」紹介サイト:http://www.bocco.me/emo/


以下、プレスリリース引用

「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、コミュニケーションロボットなどを企画・開発・販売するユカイ工学株式会社(代表:青木俊介、本社:東京都新宿区、以下「ユカイ工学」)は、発売中の家庭用のコミュニケーションロボット「BOCCO(ボッコ)」の次世代版である『BOCCO emo(ボッコ エモ)』を活用し、企業と協働してロボットの活用シーンを拡大する『BOCCOパートナープログラム』を始動いたします。

『BOCCOパートナープログラム』始動の背景

昨今、IoT(Internet of Things)やロボットが、産業用だけでなく、消費者が利用するものや製品として目にすることが増えてきました。2022年にはサービスロボットの市場が2兆円まで拡大するとの見通しもある中、一般の生活者が使いやすく、価値ある便利なものとして普及する時代はこれからだと感じています。

2015年7月に販売を開始したコミュニケーションロボット「BOCCO」は、発売から約4年が経つ今、様々な家庭やビジネスシーンで利用されるようになりました。また、これまで創業から10年以上、IoTやロボットへの取り組みを続けることで、デザイン力や技術力を培って参りました。

『BOCCOパートナープログラム』では、パートナー企業の様々な事業とこれまでの知見の結集である『BOCCO emo』を組み合わせることで、これまでになかったロボットを活用したプラスアルファの価値を創造し、生活者に向け新たなサービスを提案、提供できるものと考えております。

パートナー企業とより多くの生活者に利用されるロボットサービスの開発を実現し、さらなるロボット事業・サービスの発展を目指して参ります。

第1弾・BOCCOパートナープログラム参画企業

・東京ガス株式会社 様
東京ガスグループは、お客さま一人ひとりのライフステージに応じたサービスを提供することで、お客さまの豊かな暮らしづくりに貢献することを目指しています。

BOCCOを活用した子育て応援サービス「まかせて!BOCCO」を皮切りに、BOCCOを通じた様々なサービスをお届けする予定です(公式サイト:https://tokyogas.bocco.me)。
https://www.tokyo-gas.co.jp/

・矢崎エナジーシステム株式会社 様
矢崎エナジーシステムは、矢崎グループの生活環境機器の開発・製造・販売を一貫した体制で行い、お客様のニーズに即した製品・サービスを提供しています。BOCCOを活用し、トラックやタクシーのドライバーの安全、安心を強化するサービスを提供します。
https://www.yazaki-group.com/company/energysystem.html

・合同会社 ネコリコ 様
「おうちのこと。心配するより、ネコリコしよう。」
合同会社ネコリコは、ホームIoTサービス「ネコリコ ホームプラス」を通して、生活の中にある「心配ごと」を解消することを目指しています。『BOCCO emo』が本サービスに加わることで、これまでよりもぬくもりを感じるサービスを創造できると確信しています。
https://www.necolico.co.jp/

サービス開始時期は、各社からアナウンスがある予定です。

ユカイ工学が目指すイノベーション

ToBクラウドファンディングを通じて、ロボットや技術もシェアする時代へ

ロボットやIoTを活用したサービスや事業は、マーケットに成功事例が少ないため、多くの企業が、自社の要望の最適な実現方法、その際の予算やスケジュール決めを難しいと感じています。そのため弊社は、これまで蓄積したロボティクスやIoTの知見を活かした共通プラットフォームをご用意し、企業毎のユースケースに合わせた個別機能を追加開発する「事業会社様向けのクラウドファンディング」のスキームをご提案することにしました。これからは、ロボットやIoT技術も共通機能はシェアし、企業様毎にサービスや提供価値としての差別化要素を追及する時代が来ると考えています。

『BOCCO emo』とは

“なんだか触りたくなる”誰もが親しみやすい丸みを帯びたフォルムで、シンプルながらかわいく頷く仕草や、ほっぺたの色の変化で表情豊かに人の側に寄り添うロボットへと進化しています。

「BOCCO emo」紹介サイト:http://www.bocco.me/emo/

「BOCCOemo」は、「BOCCO」の機能はそのままに、最新の「高性能の音声認識技術」や「高精度音声認識技術」を搭載し、“究極にエモい”(エモーショナルな)ロボットを目指し、開発を進めて参ります。また、SIM対応モデルもご用意し、より幅広い環境でご利用いただけることを予定しています。

企業情報

ユカイ工学株式会社 (Yukai Engineering Inc.) 代表取締役:青木俊介
本社: 東京都新宿区富久町16-11武蔵屋スカイビル101  TEL: 03-6380-4710
URL: www.ux-xu.com

ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。主な製品に、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」や脳波で動く「necomimi」、フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi3.0」、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」、音声コミュニケーション開発キット「codama」などがあります。

20名程度の小さいチームながらインハウスでプロダクトデザイン、回路・メカ設計、ソフト開発も行っている。グッドデザイン賞を過去3回受賞。 q