クラウドファンディングとは、不特定多数の人が通常インターネット経由で他の人々や組織に資金の提供や協力などを行うことを指す言葉で、クラウドファンディングサイトには、「Kickstarter」や「Makuake」などがある。先進的な技術の研究やベンチャー事業にチャレンジする人や企業が資金提供を呼びかけ、集まった資金でプロジェクトを実現することが狙いだ。

ロボットの開発や製造には莫大な費用がどうしてもかかってしまうがクラウドファンディングなら、そういった資金を集めることが出来る。
そこでクラウドファンディングで注目を集めた・集めているロボットを2点ほど紹介したい。

クラウドファンディングで実現したロボットたち

PLEN Cube

PLEN Cubeは、手のひらに乗すことも出来る小型の”ハコ型ロボット”だ。
目標金額 2,000,000円に対し、3,247,120円の資金を集めた。

360度回転するヘッド、顔のトラッキングによってによる静止画や動画を撮影出来るロボットとしての機能のほか、音声・映像を認識し、IoT家電のリモートコントローラーにもなることが出来る。

画像引用:(Makuake)

画像引用:(Kickstarter)

PLEN Cube:https://www.kickstarter.com/projects/1127302719/plen-cube-the-portable-personal-assistant-robot

Switchbot

離れた所からスイッチをON/OFF出来る、究極にシンプルなIoTロボット。
専用アプリとBluetooth接続によって、離れた場所からあらゆるボタンの押すことが可能だ。

ON/OFFするだけというシンプルな機能と応用性から、無限大の可能性を持っている。

Switchbotは1,303,065円の資金調達に成功し、現在ではヨドバシカメラやAmazonでも取扱されており、気軽に購入出来るようになっている。

Switchbot:https://www.makuake.com/project/switch-bot/

チャレンジャーは間違いなく増えた。

クラウドファンディングによって、新しい資金調達の形として世の中に浸透してきた。
資金調達のハードルを下げることで様々なロボットプロジェクトが進行し、世の中を豊かにする為のロボットが開発されている。

スタートのハードルは低いがゴールのハードルも低いとは限らないが、多くのチャレンジャーによって、ロボット開発が活発になっているのは間違いないだろう。