国内最高水準の節水性能及び人手不足問題解消を実現
第20回厨房設備機器展に省人化洗浄ロボットとして出展

株式会社中西製作所(本社:大阪市生野区、代表取締役社長:中西一真)は、日本で初めて3タンク構造を取り入れたボックスタイプ食器洗浄機SMARTwasher「N500」を開発しました。2020年2月18日(火)~21日(金)に、幕張メッセ国際展示場にて開催される「第20回厨房設備機器展」に出展し、2月18日から販売開始します。

本製品は今回開発した日本初の3タンク構造と、洗浄設定を簡単に変更できるパターン選択機能により、従来2~3リットルであった仕上げすすぎ湯量を最少1リットルまで削減に成功しました。
3タンク構造(①洗浄・②循環すすぎ・③仕上げすすぎ)によりすすぎ湯を再利用することで、今までにない節水性能を実現しました。洗浄タンクでは汚れを上下から強制排出するダイレクトクリーン方式を採用し、洗浄湯を常にきれいに保てます。
パターン選択機能は、食器・グラスなどの洗浄物の違いや汚れの度合いに応じて3つの洗浄パターンの中から洗浄時間・温度を選択することにより、常に最適な洗浄を行えます。
昨今、働き方改革の取組みも重視されている中で、作業・清掃負担や高温多湿な作業環境を改善するために、庫内自動洗浄機能、自動開閉扉(オプション)、2重断熱構造扉を採用し、誰もが簡単で快適な作業環境をご提供します。
スッキリした凹凸の少ない外装は、オープンキッチン等の店舗においても美観を損なわないシンプルなデザインでありながら汚れが溜まるのを防ぐ機能性を兼ね備えました。そのデザイン性・機能性が評価され、2019年度グッドデザイン賞を受賞しました。

今回の展示会では、飲食業の人手不足解消に向けて中西製作所が新たに提唱する、「省人化洗浄ロボット SLR」(Saving Labor Robot)の実演展示を行います。
省人化洗浄ロボットSLRはN500を核としたロボットで、店舗等における洗浄作業を自動化します。従来は手作業で行っていた予洗い~洗浄機投入~消毒作業を自動化することで、厨房内での作業負担を大幅に軽減し、作業時間を削減できます。
「洗い物を溜めてから一気に洗う」といった作業形態では、ご飯やチーズ、油などの汚れが落ちづらく、入念な予洗いが必要です。この予洗いにかける人手・手間は、近年増える一方であり、作業時間の増加がコストアップの要因となっています。中西製作所の省人化洗浄ロボットSLRは「洗浄現場の改善」という切り口から、現在社会問題となっている人手不足の課題解決を図ります。

中西製作所では、今後も厨房機器の研究開発を通じ、多くのお客様が課題とされている人手不足、省エネの解決に貢献できるよう努めていきます。

●株式会社中西製作所について

https://www.nakanishi.co.jp

1946年学校給食用のアルマイト食器の販売を目的に個人創業。その後食器洗浄機を開発し1958年より法人化。以降学校給食への厨房機器を中心に複雑な厨房機器をシステム化したフレシキブルな提案を得意とする。マクドナルドをはじめとした各社へも厨房機器を提供している。