ロボットのルンバの生みの親であるロボット工学者Joe Jonesが開発した、草刈りを自動化するロボット「Tertill」は、太陽光で蓄電し、各種のセンサーを使って障害物や植物を避けながら、雑草を刈り取ってくれる草刈りルンバを開発しました。

Tertill

どうやって雑草なのか判断するのか?

「Tertill」はとてもシンプルな方法で雑草を区別している、2.5cm以上の背がある植物にぶつかると、方向転換するので2.5cm以上の背がある植物にぶつかれば方向を変えて避けて走り出し、育てている植物を間違って刈り取るようなことはありません。
芽が出たばかりの若芽には、プロテクターをかぶせることで、本命の植物をうっかり切ってしまうことはありません。

画像引用:(https://www.kickstarter.com/)

そして、「Tertill」の下を通れるような高さの植物ならば、自動的にカッターが回転して雑草を刈り取ってくれます。

画像引用:(https://www.kickstarter.com/)

ルンバと同じアルゴリズムを用いて、まんべんなく探索して雑草を刈り取ってくれるのでいつでも庭は綺麗な状態にすることが出来るのだ。
雑草を刈る時、根が地中に残ったままだが根の成長に必要な栄養を吸収するために光合成をする葉を、出るたびに刈り取っているので根はいつか育たなくなって枯れていく仕組みだ。

完全放置で良い

雑草を刈り取るエリアは、障害物に囲まれたエリア内に限るので、2.5cm以上の高さを持つ障害物で囲まなくてはいけないが、畳5枚程度の広さなら「Tertill」1台で十分とのことだ。
ソーラーパネルが搭載されているのもあって、充電いらずで農薬も使わない。
家庭菜園にもってこいの製品だ。

サムネイル引用:https://www.kickstarter.com/