今回発売されるプログラミングロボット「Root」は、子供が感じる楽しさやワクワクの“根っこ”の部分を大切にしたい、という想いからネーミングされました。専用のアプリはブロックをつなげて簡単にプログラミングするLevel1から、本格的にテキストコーディングするLevel3まで3段階のレベルで構成されており、小学校教育の全ての教科ならびに中学校でのプログラミング授業で使えるようデザインされています。
Rootは壁に当たったら跳ね返るバンパーや、段差センサーなど、ルンバに見られる機能が踏襲されています。またプログラミングを楽しく学べるよう、光、音、ペンを使っての描写や消しゴムなど様々な機能が搭載されています。さらに裏面のマグネットによりホワイトボード上での垂直走行が可能、作品のプレゼンテーションや先生によるデモンストレーションでも活躍します。なお、Rootは専用のアプリ上でコードのシミュレーションをすることができるので、実際のロボットが手元になくてもアプリのみで自作のプログラムを作成、確認できるほか、クラウド上に作成したプログラムを保存することで世界中のプログラマーにシェアすることができます。
・製品名 :プログラミングロボットRoot
・発売日 :2021年2月19日(金)
・価格 :29,800円(税込)アイロボット公式オンラインストア価格
・付属品 :USB充電ケーブル
折り畳み式ホワイトボード
デコレーションシール
ホワイトボードマーカー2本
拭き取りクロス
・製品寸法 :本体 幅13.4 x 奥行き14.9 x 高さ4.5(cm)
・製品重量 :本体 約0.49kg
・バッテリー :最大稼働時間5時間 バッテリー充電時間3時間
また、本日より「みんなでRoot!プロジェクト」の参加校をRoot専用ホームページ「iRobot Education」上で募集いたします。これは全国の小学校を対象にRootを配布するもので、1校につき6台、合計1,000台のロボットを無償提供いたします。本プロジェクトは、昨年より小学校で必修となったプログラミング教育を本格導入していただくための支援施策で、参加校には自作のカリキュラムや作品を発表するイベントなどインタラクティブな展開も視野に入れています。本日より開始される応募は先着順で、詳細はhttps://www.irobot-jp.com/root/ にてご覧いただけます。
アイロボットは人々の生活をより豊かにすることをミッションに、掃除機カテゴリーだけでなく、教育分野にもロボットを導入、子供たちの尽きない好奇心をロボットでインスパイアして参ります。
■Root専用サイト「iRobot Education」 URL:https://edu.irobot.com/jp/
製品の購入や概要だけでなく、授業用にダウンロードいただける指導要綱やワークシート、CEOコリン・アングルのメッセージビデオなど、教育者向けのコンテンツをご用意しています。
■製品の購入先
・個人のお客様:アイロボット公式オンラインストア URL:https://store.irobot-jp.com
・学校法人または教育機関の購入:iRobot Education認定販売代理店 株式会社エルモ社
URL:http://www.elmo.co.jp/lp/root/
■iRobot Root 専用アプリ「iRobot Coding」 ※無料ダウンロード
日本語で開発されたRoot専用アプリ「iRobot Coding」は3段階のレベルで構成されています。
画面右のフィールドでプログラムがシミュレーションされるのでロボットがなくても楽しむことができます。
iRobot CodingアプリはWebブラウザー(Chrome、Edge)、iOS、Androidからご利用いただけます。アプリの無料ダウンロードはApp Store、Google Playで「iRobot Coding」で検索してください。
LEVEL1:
グラフィック・ブロック
動きがイラストで描かれたブロックをドラッグ&ドロップをしながら、コーディングの基礎となる論理的スキルを学びます。
LEVEL2:
ハイブリッド・ブロック
グラフィック・ブロックとテキストで書かれたコーディングスクリプトを組み合わせて、コーディングの流れを習得していきます。
LEVEL3:
フル・テキスト・ブロック
フルテキストコードを使用して、本格的にコーディングコマンドや構文を打ち込みます。
■ プログラミングロボット Root 製品概要
●お絵描きが出来ます
中央に付属のペンを挿すと、絵を描くことが出来ます。また、Root本体にもお絵描きやデコレーションが出来ます。
●音楽を奏でます♪
全8音階と音符の種類を設定することが出来ます。
●7色の光を出します
7色の色と、光の量を設定することが出来ます。
●壁を上ります
裏にマグネットが付いていますので、ホワイトボードにくっついて、垂直に移動させることが出来ます。
●運転ができます
手持ちのデバイスに合わせてRootを動かしたり回転させたりできます。
●ルンバのように動きます
バンパートリガー(※)を利用すれば、ルンバのように障害物に当たりながら進むことも出来ます。
・接続:Bluetooth LE
・動き:エンコーダーを使った正確な動き
・垂直機動:マグネットを使い白板・黒板で使用
・書く:ペンを使って線を描く
・消す:黒板消しを使って書いた線を消す
・接触:バンパーセンサーが障害物を認識
・音楽:スピーカーから音や音楽を奏でる
・光る:7色の色を発光
・見る:光を検知
・センシング①:ジャイロセンサーとの連携
・センシング②:4つのタッチゾーン
・スキャン:色線の追跡と反応
・段差検知センサー:落下防止機能
・機動時間:1時間
・拡張性:USB-Type Cによる拡張
iRobot、iRobot ロゴ、アイロボット、Roomba、ルンバ、Rootは、アイロボットの登録商標または商標です。Appleは米国および他の国々で登録された Apple Inc. の商標です。App StoreはApple Inc.のサービスマークです。iOS商標は米国Ciscoのライセンスに基づき使用されています。Google、Android、Google PlayはGoogle LLC の商標または登録商標です。
*STEM : Science(科学)Technology(技術)Engineering(エンジニアリング)Mathematics(数学)の頭文字からとった教育プログラム。日本でも2020年度から小学校でのプログラミング学習が必修化されたことにより注目されています。