AI物流ロボットの製造および販売を手掛ける株式会社ギークプラス(本社:千葉県印西市、代表取締役社長:佐藤 智裕、以下 ギークプラス)は、この度、株式会社ナイキジャパン(本社:東京都港区、代表:小林 哲二、以下 NIKE)が新設した物流センター(所在地:千葉県市川市二俣)において、主力商品であるEVEシリーズのP500Rを200台以上導入し、稼働を致しました。「人」に代わって「AIロボット」がNIKE新倉庫において人気商品を運搬することとなります。倉庫の運営は大和ハウスグループのアッカ・インターナショナルが担います。
ECサイトの急成長に伴い物流業界における人手不足は深刻な社会問題となっています。現段階ではAIロボットの稼働数は全倉庫の数パーセントに留まっていると言われますが、日本においては、NIKEを初めとした大手メーカーを中心にECビジネスの増加に伴うロボット化が、急速に進められております。
■実際の出荷現場の見学が可能
上記のロボット200台を使用した実際のNIKEの出荷現場の見学が可能です。
ご見学のお申込みは、ギークプラスHP( https://www.geekplus.jp/visit/index.html )にて受付予定です。
動画URL: https://www.geekplus.jp/nikeandgeek.mp4
■Geek+ロボティクスの特徴
・在庫量に合わせてロボットエリアの拡張が可能
→設備投資のリスクを回避
・荷主・ブランド・カテゴリー等を合わせた保管シェアリングが可能
→保管エリアの伸縮が可能
・高いROI
→短期間でロボット費用の回収が可能
<Geek+について>
北京大学および清華大学においてロボット研究開発を行っていた創業者でありCEOであるYong Zhengが、中国の北京において2015年2月に創業しました。中国にて物流ロボットのシェアNo.1となり、2017年8月には、日本法人である株式会社ギークプラスを設立。2020年2月現在では、アジア・ヨーロッパ・アメリカをはじめ世界で約10,000台の導入実績があります。また、Geek+は英国サプライチェーン優秀賞(Supply Chain Excellence Awards)ロボット革新技術部門など様々な賞を受賞しています。
<導入実績事例と導入効果について>
日本での導入実績は、豊田通商、アルペングループ、大和ハウスグループ、アッカ・インターナショナル、ビックカメラ、DHL、TSIホールディングス、DENSO、森永乳業、日立物流、SGホールディングス、ミドリ安全、など多数
日本において初めて導入いただいたアッカ・インターナショナルにおいては、当初800坪の敷地内にGeek+製品を投入、倉庫稼働に20人の人員が必要だったシステムを4人に削減、1億5,000万円の投資が3年で回収できる見込みです。その後導入先各社3倍~5倍のコスト削減に成功しています。
<今回導入する商品概要>
機種名:EVEシリーズ P500R
【各スペック】
重量 :170kg
積載荷重 :600kg
長さ :950mm
幅 :702mm
高さ :275mm
走行速度 :1.8m/S
充電方法 :自動充電
電力値 :リチウムイオン電池38.5Ah
ナビゲーション方法:QRコード
障害回避モード :赤外線センサー、レーザーレーダー
通信方式 :WIFI/IEEE802.11b/g/n
最大登坂角度 :2.5°
設置場所 : NIKE新倉庫(千葉県市川市二俣678-55 ESR市川 D棟1階)
倉庫運営管理: 大和ハウスグループ 株式会社アッカ・インターナショナル
製造・販売元: 株式会社ギークプラス
本社住所 : 千葉県印西市泉野1-2 プロロジスパーク千葉ニュータウン5F
代表者 : 佐藤 智裕
URL : https://www.geekplus.jp/
<代表 佐藤 智裕(さとう ともひろ)について>
1980年大阪府生まれ。学生時代に経済学部において経済の根底は物流にあることを悟り、2003年大学卒業後大手総合物流会社に入社。物流センターの管理業務に従事する中で物流波動や人員不足に直面し、課題解決を模索する中でGeek+に出会いました。中国におけるロボット事業の発展を目の当たりにし、物流界の常識を変える画期的なGeek+製品に魅せられ、2017年8月日本法人を当初一人で設立しました。ロボット業界において、ベンチャー社長は開発者であるケースがほとんどである中、物流出身であり物流のプロであるからこそ現場の課題解決に迅速に対応可能な点が中国本社はじめクライアント各社から評価されています。物流セミナー講演は多数。