2017年8月に日本法人を立ち上げた株式会社ギークプラス(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐藤 智裕、以下「ギークプラス」)では、2年連続でトップシェアNo.1となりました。AI物流ロボットの国内販売数量・金額において、2018年は約5割、2019年は7割のシェアを獲得し、販売台数も約1.5倍に増加しています。(※1)ギークプラスの開発スピード、製品パフォーマンス、アフターサポートなどが総合して評価された結果となっています。

ギークプラスのAI物流ロボット

国内市場 販売数量(2019年実績)

※1 「次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望2019-2020」<倉庫ロボットシステム>
出典:富士経済

■ギークプラスの実績

2017年8月に日本法人を立ち上げたギークプラスは中国北京に本社を構え、アメリア・ロシア・ドイツ・イギリス・オーストラリア・日本(東京・千葉・名古屋)等の世界都市に展開しており、世界では既に10,000台以上の販売実績があります。国内事例においては、手作業のピッキング作業と比較した際、約3~5倍の効率化、そして2~6倍の省人化を実現しており、ナイキ・大和ハウス・トヨタ自動車など日本の大手企業にも採用されています。

AI物流ロボットの導入ですが、導入において工事の必要もなく、ギークプラスはシェアNo.1であることから、ロボットをロボットによって大量生産することで低価格帯を実現しています。よって投資回収期間が短い事もあり、多くのお客様にご好評頂けています。

■シェアNo.1の背景にある社会問題

AI物流ロボットでシェアNo.1に選ばれ続ける理由の1つとして、下記3点の社会問題の解決が可能である点が挙げられます。

(1) 人口減少・少子高齢化に伴う労働力不足の深刻化
厚生労働省(※2)によると、日本の労働人口は2040年までに1,200万人も減少する可能性があると予測しています。今後業界に限らず進む労働人口の減少に対し、企業は対策を講じる必要があります。

※2 「平成27年版 厚生労働白書」<人口減少社会>
出典:厚生労働省

(2) 物流BCP対策
地震・台風などの自然災害、新型コロナウイルス感染症など、どのような状況下にあっても、社会インフラおよびライフラインは止めることはできません。EC・通販業界は年々上昇傾向にある中で、コロナの影響における「巣ごもり消費」が影響し、EC・通販利用は加速しました。結果、急速な需要の高まりによって労働環境の低下や労働者不足といった課題が発生しています。

(3) コスト削減
運輸・倉庫業界では、2020年度に賃金改善が「ある」と見込む企業の割合は55.2%(※3)であり、慢性的な労働者不足から賃金増加による人件費増加傾向にあります。倉庫は郊外に立地することが多く、通勤の不便さや室温調整の難さなど、労働環境の問題もある為、賃金増加の原因の一端を担っています。

※3 特別企画「2020年度の賃金動向に関する企業の意識調査」
出典:帝国データバンク

■次世代物流業界の展望

上記問題対策において注目される次世代物流市場ですが、実際に需要も高まってきており、2020年は約5,798億円見込みですが、2025年には約9,442億円(伸長率:162.9%)まで伸びると想定されています。(※3)

ロボティクス・オートメーション(AMR、AGV、AGF等)やロジスティクス・ファシリティ(自動搬送・仕分けシステム等)の需要は安定していること、また新たなロボットが次々と開発されている点から、今後の成長が見込まれています。

※3 「次世代物流ビジネス・システムの実態と将来展望2020」<次世代物流ビジネス・システム市場規模推移> (日系グローバル市場)
出典:富士経済

■これからの次世代ロボット

期待が高まる次世代物流市場の中で、ギークプラスでは人気の“棚を運ぶピッキングロボットシステム”を始め、パレットやオリコン搬送ができるムービングシステム、商品の無人自動仕分けを行うソーティングシステム、また自動運転のフォークリフトなど多種多様な製品を取り扱っており、あらゆる顧客のニーズに対応する為、日々製品開発を進めています。

深刻化する人手不足と機械設備の高い投資リスクを解決するため、次世代ロボティクス技術を活用し、新たな物流スタンダードの共創を目指します。

製品紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=xoev1N0nz6A

■会社概要(日本法人)
社名     : 株式会社ギークプラス
本社     : 東京都港区東新橋2-11-4 Mayapada Shiodome Plaza 4F
設立     : 2017年8月
代表取締役社長: 佐藤 智裕
URL      : https://www.geekplus.jp/