株式会社A.L.I. Technologies(本社:東京都港区、代表取締役社長:片野大輔、以下「A.L.I.」)は、物流事業におけるドローンの利活用を検討しているSBSホールディングス株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:鎌田正彦、以下「SBSHD」)とともに、SBSHDの子会社、SBSロジコム株式会社横浜幸浦支店にて、物流ドローンの実証実験を公開したことをお知らせいたします。
【実証実験の目的】
UAV(ドローンを含む無人航空機)物流において電波干渉を受けることなく、安全な飛行ができる機体とソフトウェアシステム(*1)を証明すること。
【実験要領】
・横浜市の複雑な電波環境の下、約2kgのダミー荷物を搭載したA.L.I.のスタンダード機『A.L.I.Number-One』を用いた自動での配送飛行。
・ボタン一つでの自律飛行。
SBSロジコム株式会社「iGOQ(イゴーク)」(*2)チームの協力の下、複雑な電波環境と海風の強い中ではありましたが、約100mを5往復の実験が完了しました。これまでは主として山間部や森林など自然環境の中で試験を行ってまいりましたが、今回の試験を通して、複雑な電波環境下でも安全に自律飛行が出来ることが実証できました。
今後は商用利用を含む社会実装を目指し、物流業界へラストワンマイルのサービスが低価格で提供できるよう、更なる開発を進めてまいります。
*1 A.L.I.独自のUAV管制システム『C.O.S.M.O.S(コスモス)』
UAVの群制御、航空管制を可能にするトラフィック管理プラットフォーム。UAVの自動運用の原則となる、機体の健全性、運用の確実性、周辺と運用者の安全性をより確実に計画・監視・管理することを可能にする技術。
参考リリース:https://ali.jp/2019/10/23/2194/
*2 SBSロジコム株式会社が運営する、スポット貨物と空き車両のマッチングを行うプラットフォーム「iGOQ(イゴーク)」
URL:https://igoq.jp/
※SBSホールディングス株式会社との取り組みについて
参考リリース:https://ali.jp/2020/07/29/5580/
<A.L.I.の概要>
A.L.I.は、AI搭載型ドローンをはじめ、各種ソリューションビジネスを展開するドローン・AI事業、世界中のコンピューティングパワーをシェアリングする演算力シェアリング事業、サステナブルな社会を創造する電力ソリューション事業、世界初の実用型ホバーバイクの販売を目指すエアーモビリティ事業を展開しております。
A.L.I.は、今後も、既存の発想に捉われず、ドローン、AI、ブロックチェーンなどのテクノロジーを活用したプロダクトを開発し、イノベーションを起こし続けてまいります。
公式サイト: https://ali.jp/