2019/12/26 動作拡大型外骨格ロボット「スケルトニクス・アライブ」でエンターテイメントロボットの第一線に立つスケルトニクス株式会社がロボットスーツを装着した新感覚スポーツ「RFIGHT」を発表した。
今回なんと、RFIGHTのPV撮影現場を独占取材!CEO廣井健人さんから制作話も伺いました。
「誰もが夢見た巨大ロボットが戦う世界を実現させます。」と掲げるスケルトニクス社のロボットエンターテイメントのこれからに、ドキドキとワクワクが止まりません!

Rfightのロボットとスケルトニクス社CEO廣井さん

RFIGHTとは

RFIGHTとは2.7mの人型ロボットスーツを装着し、パイロットになることで戦うことができる新感覚スポーツです。
誰もが簡単に装着することができ、巨大になった自分の体を思い通りに動かすことができます。
基本的には「1vs1」でロボットスーツを着た相手パイロットと戦います。
RFIGHTロゴ

勝敗条件

  • 相手を倒す
  • 反則に適応しない条件で相手を転倒させた場合、自身の勝利
  • パイロットの操作ミスにより転倒した場合、自身の敗北
  • ロープに触れる
  • パイロットが操作するロボットスーツの体がロープに触れた場合、自身の敗北
  • 時間切れ
  • 試合時間3分の間に①or②の勝敗条件に合致しない場合、より多くの打撃を相手に与えた方が勝利

三つの反則

  • 頭と体を使った攻撃行為
  • 人の手や体による攻撃行為
  • 場外からの攻撃行為

詳細はプレスリリースをご覧ください

RFIGHT開発

-RFIGHT開発の経緯を教えてください。
廣井:今までのスケルトニクスは外骨格という形で”人が着るスーツ”として売り出してきましたが、新製品は人を隠しよりロボット感を出しました。
なぜこうしたのかというと、スケルトニクスでイベントに行くと『何に使えるの?介護や医療や災害ですか?』とよく聞かれるのですが、全く(それらには)使えないんです。それを聞かれるのが嫌で用途を持たせたモノを作ろうと思って今回戦えるものを作りました。それがRFIGHTです。
世の中的にみても3Mサイズのロボットってそもそも無いですし、それが戦うっていうのはもっと無い、というものを作っていこうと。

-開発にあたり戦闘型ロボットが見たいというリクエストがありましたか?
廣井:特に無いです。みんなロボットが好きなら戦いたいでしょ?っていう(笑)

RFIGHTでロボットが戦う様子

-外装がある分スケルトニクスよりも重厚に見えますが重みはどのくらいなのでしょうか?
廣井:まだ正確に測っていないのですが、骨格部分でいうと、前のスケルトニクス (40kg)よりも全然軽いです、約半分くらいにはなっていると思います。ですが、外装の重みがあるので、結果的にほぼ同じくらいですね。

-人が入って戦闘という形の製品ですが、壊れてしまわないでしょうか?
廣井:まだ(実際のバトルを)やってないんでわからないんですけど、壊れるとしたらナックルくらいですかね。
-この重量で、倒れてもしまっても大丈夫?
廣井:今回はそこも意識していて、キーワードとして自分で倒れても起き上がれるものを作ろうと考えて作りました。今回の撮影では外しているのですが、背中に装着する起き上がるためのギミックがあります。

Rfightのロボットの背中

スケルトニクス社の機構や構造の拘り

-開発にはどのくらいの時間がかかりましたか?
廣井:スケルトニクスの初号機といわれるものがあるのですがそれは半年程度で作ったそうです。そこから、装着や組み立てに時間がかかっていたのを最新のスケルトニクスアライブでは組み立て15分・装着1分まで短縮し、運用性を上げています。見た目はあまり変わっていないのですが10年ほどかけてかなり改善されています。
その次の段階でRFIGHTに移ったという感じですかね。
-改良していく方向性としては一般の方が使うという方向にチェンジしているんですね。
廣井:そうですね、誰でもつけられるように手軽さ、安全性を追求していますね。それプラス見た目や驚きです。

-人への負担を軽減してく機構や構造で拘っている点は?
廣井:スケルトニクスでいうと、足が高下駄・竹馬のようになっていて乗るのが難しいんです、それに上の重さが乗ってくるのでさらに。なので上の重さを軽減していったり装着の難易度を減らすというところを意識していて、スケルトニクスは40キロあるのですが付けるとそこまで重みを感じないんです。それは足に重みを逃していて、その構造は背骨を通じて作ってあります。そういったところはずっと追求してしますね。

RFIGHTの体験・レンタルは?

-レンタルも可能なんですか?
廣井:はい、お客様に乗ってもらうのとパフォーマンスがレンタルのパッケージになっています。

-一般のユーザーもRFIGHTを体験できる?
廣井:実はこれ単体でいうとまだ完璧に完成したわけではなくまだ足に問題を抱えているので、そこは改良していかなくてはならないのと、重いので一般の方が簡単に着用できないんです。
一般の人にも着用してもらえるものを作りたいので、これとは別に同じ骨格を使用して外装をとって見た目をロボット風にしたものを製作中です。そちらが皆さんに体験していただく用、今回の撮影で使用したものはパフォーマンス用で考えています。
-一般用のものはサイズや重みが変わりますか?
廣井:(撮影用のものより)スカスカですね、いままでのスケルトニクスのイメージに近いと思います。
-…戦闘も体験できる?
廣井:もちろんです、一般の人でもさっと着れるようになっています。

-販売/価格などは決まっていますか?
廣井:まだ特に決まっていないです。販売するとしたら多分1000万円くらいにはなりますかね。

Rfightのロボット全身

RFIGHTのデザイン元はアニメ!?

-RFIGHは今までのスケルトニクスからかなりデザインが変わりましたよね、なにか参考にしたものやイメージなどはありますか?
廣井:RFIGHTは僕がデザインしたんですけど、頭部はボクシングメットをイメージしていて、目などはアニメっぽい感じを意識しました。日本人は特にロボットアニメのイメージで正義=白青、敵=黒赤とかになるのでその色を取り入れました。
日本人が好きそうな…僕の好きそうなものをいれて描きました。

-子供の頃ロボットアニメは見ていました?
廣井:そうですね、Gガンダムが好きでした、基本ロボットってコクピットから動かすんですけどGガンダムって中に入った自分が動いたら連動して動く、自分が動くと動くっていうのが大好きでした。
-Gガンダムに心を動かされた人たちの夢がカタチになっているのがスケルトニクスだと言えますね!

Rfightの青いロボット
Rfightの赤いロボット

「Skeletonics」は造語から世界共通語へ!

-スケルトニクス社の今後の方針をお願いします。
廣井:物自体はより軽く・誰にでも簡単に装着できる・難易度を下げていく。
見せ方としては、ロボットって衰退してきていて、それを引っ張っていくくらいの気持ちでやっていきます。プラス、介護や医療など様々な分野のロボットがありますが、うちはエンターテイメント分野に振り切って一番でやっていく。
エンターテイメントをやって行って「楽しい」雰囲気を作っていくとファンも増えるじゃ無いですか、てなったらロボットに関わる人が増えていく、そうなると介護や医療ロボットにいく人たちも増えていく。そういった地盤を作っていきたいですね。

-スケルトニクス社の目標は?
廣井:僕たちがやっている道って後ろもいないし前もいないので確立はしているんですけど、一般の人が「見たことあるな」くらいから「誰でも知っている」くらいになって、ロボット・エンターテイメントで思い浮かべるのがうちの会社であって欲しいですね。

-ロボット・エンターテイメントとして見て欲しいターゲットはありますか?
廣井:ロボットに興味ない人たちにももっと見て欲しい、ロボットに興味を持って欲しいですね。
来年は海外により力をいれていこうと思っていて、アメリカと台湾に代理店を持っているのでそこを主体に広げていきたいと考えています。
予定ですと2020年1月にラスベガスでイベントを行います。
-既に海外のイベントにも参加している、スケルトニクス社の動向に目が離せませんね!今回は取材させていただきありがとうございました!

Rfightとスケルトニクス社前CEO阿嘉さんと現CEO廣井さん

今回の取材を通じ、躍動感に溢れたRFIGHTのパフォーマンスを目にした私たちの心には、既に「エンターテイメント=Skeletonics(スケルトニクス )」と刻まれていた。
様々な分野が存在するロボット業界で、国内外問わず、多くの人々を熱狂させるエンターテイメント分野をけん引する存在となることに期待の集まるRFIGHT。
「今はロボットに乗る人とアルミの加工ができる人が欲しい」と語るCEO廣井さんは、スケルトニクス社入社時はパフォーマー担当だったという。七ヶ月でCEOに抜擢された彼の情熱が同じ志の企業/個人を集め、成長し続けている。
スケルトニクス社のエンターテイメントへの情熱に共感した方は、スケルトニクス社の門を叩いてみてはいかがだろうか?

報道関係者の問い合わせ先

スケルトニクス株式会社 代表取締役 廣井 健人(ひろい けんと)
TEL: 050-3486-9802
E-mail: ‎info@skeletonics.com

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