株式会社スマートロボティクスは、2019年10月から自動走行アームロボット「トマト自動収穫ロボット」の実証実験を開始。

スマートロボティクス開発の「トマト自動収穫ロボット」は、カメラ、距離センサーが搭載されており、ディープラーニングによる画像認識などの技術を用いて、トマトの認識、サイズ判別や収穫判断を行う為、ビニールハウス内を自動で移動しヘタが取れないようにミニトマトを収穫してカゴに詰めることが出来る。今後は、量産に向けたコストダウン、自動走行機能の改良、昼夜での認識機能の向上などを進め、2020年春の実用化を目指す。製品は、生産者の導入コスト軽減の為、収穫時期のみ利用可能なレンタルを中心に展開する予定だ。

株式会社スマートロボティクス
URL: https://www.smartrobotics.jp/

 

以下、プレスリリース引用

各種ロボットを開発する株式会社スマートロボティクス(本社:東京都千代田区、代表:岡本 成正)は、2019年10月より、ビニールハウスでのAI×自動走行型アームロボット「トマト自動収穫ロボット」の実証実験を開始したことをお知らせいたします。

【ロボット開発の背景】
当社は、農作業の約半分を占める「収穫」の人手作業軽減に貢献するために、2018年11月より自動野菜収穫ロボットの企画及び設計開発に取り組んでまいりました。収穫する作物は、「鈴なりで果実がなり、傷つきやすくサイズが小ぶり」といった性質から、難易度が高いと言われるミニトマトといたしました。

【ロボットの概要】

当社開発の自動野菜収穫ロボットは、ハウス内を自動的に移動しながら、ヘタが取れないようにミニトマトを収穫してカゴに詰めていきます。ロボットには、カメラや距離センサーが搭載されており、ディープラーニングによる画像認識などの技術を用いて、トマトの認識、サイズ判別や収穫判断をおこなっています。ロボットハンドは自社で設計開発(※ 特許申請中技術)し、2019年3月にオフィス内に設置したミニトマト苗の収穫実験にて、1個あたりの収穫時間『約15秒』を実現いたしました。


今後は、量産に向けたコストダウン、自動走行機能の改良、昼夜での認識機能の向上などを進めて、2020年春の実用化を目指します。製品については、生産者様に導入コストの負担がかからないように、収穫時期のみ利用可能なレンタルを中心にご提供させていただく予定でございます。

株式会社スマートロボティクス 会社概要

代表者:代表取締役 岡本 成正
本社所在地:東京都千代田区東神田2-4-6 S-GATE秋葉原8階
設立:2016年 3月
資本金:109百万円(資本準備金含む)
事業内容 :ロボット関連製品開発・販売/ロボット・ドローン・IoT機器開発(ハードウェア及びソフトウェア)URL: https://www.smartrobotics.jp/

本件に関するお問い合わせ
株式会社スマートロボティクス 広報担当
E-Mail:info@smartrobotics.jp