ロボットの眼となるキヤノンの3Dマシンビジョンシステム「RVシリーズ」が、ユニバーサルロボット社(以下「UR社」)の認定製品プラットフォーム「UNIVERSAL ROBOTS+」(以下「UR+」)の認証を取得しました。これに伴い、UR社製協働ロボットのユーザー向けに、ロボットコントローラー用プラグイン(※)“RV Series URCap”を本日より無償提供します。

RVシリーズとURロボット組み合わせイメージ

近年、製造業では、人手不足の解消や生産性の向上、品質の向上を目指し、生産現場での自動化のニーズが高まっています。このような中、キヤノンは、認識スピードが速く、高精度に3次元認識が可能な3Dマシンビジョンシステムでさまざまな業種の生産ラインにおける多様な部品供給工程の自動化ニーズに応えてきました。

今回、キヤノンの3Dマシンビジョンシステム「RVシリーズ」は、協働ロボットのリーディングカンパニーであるUR社の「UR+」認証を取得しました。それに合わせ、UR社製協働ロボット専用のロボットコントローラー用プラグイン“RV Series URCap”の無償提供を開始します。“RV Series URCap”を用いることにより、キャリブレーション用プログラムの作成が不要となり、ピッキング用ロボットプログラムが簡単に作成できるなど、ロボットの「眼」となる3DマシンビジョンとUR社製協働ロボットとの連携が容易になります。

キヤノンは、今後も協働ロボットの「眼」の役割を担う3Dマシンビジョンシステム「RVシリーズ」を幅広い協働ロボットと連携させることで、生産現場の自動化を促進し、生産性や品質の向上に貢献していきます。

※ プラグイン:アプリケーションの機能を拡張するソフトウエア。