「有人地帯における補助者なし目視外飛行」(レベル4)に向けて、二機同時飛行・目視外飛行も

株式会社WINGGATE(所在地:東京都千代田区、代表取締役:扇拓矢、以下 WINGGATE)とクリアパルス株式会社(所在地;東京都大田区、代表取締役:根本龍男、以下 クリアパルス)は、宮城県大郷町のご協力の下、トライコプター型の全自動防災ドローン「Atlas(アトラス)」の飛行試験を2022年2月に実施。二機同時飛行・目視外飛行の様子、メッシュネットワーク機能の紹介、カメラ性能等、国内初の実証試験結果を公開いたします。

■試験概要

日時:2022年2月24日(木) 13:00 ~ 16:00
場所:パストラル縁の郷(宮城県黒川郡大郷町東成田字長松沢山2-23)

飛行エリア:

<実際の試験実施時の写真>

バックパックでAtlasを持ち運ぶ様子

Atlas飛行準備のようす

■メッシュネットワーク機能

・リアルタイム情報共有

ドローンが取得した情報がGCS(地上局/コントローラー)、その他デバイスで共有される


GCS(地上局/コントローラー)で操作する様子


スマートフォンでドローンが取得した映像を確認する様子


赤外線カメラで取得した映像を、スマートフォンで見る様子

・二機同時飛行

※風の音が入ります。音量にご注意ください。

■目視外飛行


障壁を超え、目視外飛行をするイメージ


通信RELAYを使用することで可能になります


木々を超え、目視外飛行しているドローンの取得画像

■可視光カメラ「KALOS」と赤外線カメラ「Visor NX」


4Kカメラ「KALOS」①


4Kカメラ「KALOS」②


赤外線カメラ「Visor NX」①


赤外線カメラ「Visor NX」②

■トライコプター型ドローン「Atlas」について

■株式会社WINGGATEについて

業務内容  :ドローン及び関連ソフトウェアの開発・運用、コンサルティング業務
設立    :2015年9月1日
代表の経歴 :高校で宇宙物理学に興味を持ち、2004年に広島大学理学部物理科学科に入学し、硬X線天文学を専攻。2008年、名古屋大学大学院物理学研究科素粒子宇宙物理学専攻宇宙物理研究室に進学し、Astro-H (ひとみ衛星)に搭載する硬X線望遠鏡を研究。2010年に宇宙ベンチャ ー会社に初めての新卒採用として入社し、3年間人工衛星の地上局システム開発に従事。その後、個人事業主としてドロ ーンの地上局 システム開発を経験した後、会社設立。

実績    :・日本原子力研究開発機構(JAEA)及び宇宙航空研究開発機(JAXA)の共同事業である無人航空機シス ステム「UARMS」の開発・ardupilotを用いたドローン開発、運用・ラトビアUAV Factory社の無人航空機Penguin Cの運用ライセンス保持

ウェブサイト: https://winggate.co.jp/

■クリアパルス株式会社について

設立      :1971年
会社概要   : 放射線測定装置や物理計測器の設計・開発・販売を行う放射線計測専門メーカー。 2020年5月に新部署「UASグループ」を立ち上げ、海外製無人航空機(ドローン) の輸入・運用を開始。 AtlasPROのほか、固定翼型無人航空機も取り扱っている。
主な実績   :・南極周回気球搭載用の宇宙線観測システム ・福島第一原子力発電所の廃炉に向けた試験用測定器 ・ドローン搭載用放射線測定システムなど
ウェブサイト :https://clearpulse.co.jp/