同社は、「ウィズ・コロナ成長戦略~コロナとの共存を見据えた復活への道筋」というテーマのもと、先日初めてのテイクアウト専門店「初台店」を東京都渋谷区本町に出店するなど、ウィズ・コロナ時代の店舗戦略を着実に推進している。
今回導入したのは、飲食業界向けITシステムサービスを提供する株式会社アルファクス・フード・システム(以下AFS社、本社:山口県山陽小野田市、代表取締役社長 田村隆盛)が今年3月に発表した、外食産業向けAI配膳ロボット「サービスショット」。
「サービスショット」は、非接触で料理クローズ型&自律歩行型の配膳ロボットとなっていおり、新型コロナの感染拡大が収束を見せない中、ホール業務の効率化と同時にウィズ・コロナ時代への対応にもなることから、AFS社には全国から導入したいとの相談が増えている。
◆天井センサー取り付け工事不要、AIで歩行ルートを自動判別、衛生面も強化
外食産業では、慢性的な人手不足に加え、コロナ禍における非接触型の店舗オペレーションの対応に向けて、配膳ロボットに対する導入ニーズは日々高まっています。従来の配膳ロボットはこれまで、まず歩行誘導タグを天井に取り付け、配膳ロボットは天井設置のセンサーのルートに沿って歩行する方式が多く、導入設置の煩雑さや設置工事などのコスト負担が多く、普及の障壁となっていました。
AFS社の「サービスショット」は、ロボットに搭載されたAIが静止位置を記憶し、配膳時の障害物(テーブル、椅子、人、壁など)をロボットセンサーが感知しながら、AIが歩行ルートを導き出して店内を歩行する、完全自律歩行型の配膳ロボットです。そのため、導入時のセンサー取付工事は不要で、店舗スタッフによる設定も容易にできるため、導入後にレイアウト変更などによる歩行誘導経路の変更があっても、店舗スタッフで対応が可能です。また、抗菌処理された収納BOX内に料理を入れて運ぶ、密閉型を採用しており、衛生面も考慮されています。AFS社が提供するお客様注文端末オーダーシステム「オーダーショット」とも連携でき、配膳だけでなく下げ膳機能や、配膳ロボット自体がお客様のお席を回って追加注文を促す“おススメ機能”なども近々リリースされる予定となっています。店舗スタッフの負担を軽減することでの人手不足解消だけでなく、新型コロナウイルス感染症対策として配膳を非接触型・自動化するニーズなどで、今後ますます導入が加速されるものと思われます。
◆外食産業向けAI配膳ロボット「サービスショット」勤務店舗レポート
株式会社銚子丸が、「すし銚子丸」の姉妹店として展開している「すし銚子丸雅習志野店」に9月2日就職した、AI配膳ロボット 「サービスショット」は、研修(セッティング)も短時間で終え、配 膳/下げ膳のプロを目指すべく、その第一歩を歩み始めました。「こんなにセッティングが簡単なのは驚きました」、操作も簡単ですし、レイアウト変更などがあった時の歩行ルートの確認も思ったより簡単です」、「配膳の操作も簡単で若い従業員だけでなく、年配の従業員にも難なく操作できそうです」、「子供や家族連れなどはあの独特のフォルムや走り方に早くも興味津々、人気が出そうです」と、早くもお店の人気者 になる予感があり、「すし銚子丸 雅 習志野店」の圓城寺(えんじょうじ)店長は彼の活躍に期待を寄せています。
◇株式会社アルファクス・フード・システム
AFS社は、1987年の創業時より一貫して外食チェーン向けに基幹業務システム「飲食店経営管理システム(R)」勤怠集計管理システム「Timely」を主力にASP/クラウド型でトータルソリューションを提供し、大手外食チェーンを中心に累計導入店舗数は約26,000店(約1,800社)となっています。また、手作業が前提となる食材・備品発注作業を当日在庫等に考慮して完全に自動的に補充発注できる「自動発注システム」(特許取得)を開発し、世界的な食品ロス削減に向けて提供を開始しています。
社 名: 株式会社アルファクス・フード・システム(ALPHAX・FOOD・SYSTEM CO.,LTD)
東証JASDAQ上場(証券コード 3814) https://www.afs.co.jp/
本 社: 山口県山陽小野田市千崎128番地(江汐公園内)
代 表 者: 代表取締役社長 田村 隆盛
事業内容:外食企業向けITシステム提供
1.ASP/クラウド型基幹業務サービス「飲食店経営管理システム(R)」の販売・サポート
2.システム機器の企画・販売
3.ハードウェア・ソフトウェアの全国メンテナンスサービス
4.自社製品・サービスの開発・検証を兼ねたホテル・レストランの運営
◇本商品に関するお問い合わせ先
AFS社 マーケティング広報室:菊本・箭島 Tel :0836-39-5151 E-mail: info_s@afs.co.jp