お待たせいたしました!!!
「これまでのガイドレスAGVの導入・運用に苦労された皆さまに朗報です。」
なんと
「直販価格で200万円(税抜)を切ります!!!」
10月21日から23日まで開催される名古屋ロボデックスで実機を先行公開いたします。
株式会社Doog(茨城県つくば市、代表取締役:大島章、以下「当社」という。)は、今までのガイドレスAGVの概念を覆す新機能、メモリトレース(特許出願技術)を搭載した、新製品「サウザーベーシック」の販売を開始いたします。
サウザーベーシックは、これまで予算や導入までのインテグレーション・運用面の複雑さ、環境の制約でガイドレスAGVの導入を断念してきた現場に最適です。
「簡単導入」「自由自在」「多様環境対応」をコンセプトに、現場の幅広いご要望にお応えいたします。
■サウザーベーシックの基本機能と特徴
〇手動操縦機能
本体に搭載されたジョイステックを操作することでサウザーベーシックを誘導することが出来ます。
〇自動追従機能
ワンタッチで人や物を追従することが出来ます。ビーコンなどが必要なく、追従ボタンを押すだけで、正面にいる人や物を追従します。
〇メモリトレース機能
記憶させた経路を自動走行します。
メモリトレースは、教示再生と呼ばれる自律走行技術に分類される当社オリジナル方式であり、地図と経路の構築は作業者が歩くだけで可能。速度や一時停止、外部機器制御などを同時記憶できます。
自動走行させたいルート上を人がサウザーベーシックを操作して誘導するだけで、サウザーベーシックが周囲の風景を記憶し、自動走行のためのデータを簡単かつ短時間で生成することが出来ます。
多くの現場にて誰でも自由自在にコースセッティングが出来るため、ルート変更にも現場の作業者が対応できます。
サウザーベーシックは、これまでのガイドレスAGVの様に特別な技術者や管理者は必要なく、PCやタブレット等による地図データの編集作業を必要としません。もちろん、専用ツールの操作や、ネットワーク設定など特別な知識も必要ありません。毎月の維持管理やサポート費の費用負担もありません。さらにパッケージ製品として必要なものが一通り付属しています。買ってそのまま使用できる自動走行ロボットを、200万円を切る価格(RMS-10B1(JP6)の場合)でご購入いただけます。
■製品ラインナップ
サウザーベーシックは2機種をご用意しました。
・RMS-10B1(JP6) 1,980,000円(税抜)
・RMS-10B1(JP) 2,420,000円(税抜)
※型番・価格の違いは保証の違いのみです。
※上記はメーカ直販価格です。予告なく変更される場合があります。
〇とにかく安く買ってまずは色々な現場で試したい方
⇒RMS-10B1(JP6)がお勧めです。
RMS-10B1(JP6)は6ヶ月保証で修理はセンドバック修理となります。
〇長期運用が見込まれるため修理の際に修理費の決裁をとるのが面倒な方
センドバックで機体を送るのも面倒という方
⇒RMS-10B1(JP)がお勧めです。
RMS-10B1(JP)は5年間のオンサイト修理が標準です。
日本全国どこでも同じサービスを受けることができます。(離島は除く)
※保証範囲における修理は自然故障の場合に限ります。
※消耗品(タイヤ・バッテリー・モーター)の交換作業は有償です。
※上記価格は本体のみであり、各現場でのカスタマイズや検証は含まれません。
■想定利用シーン
サウザーベーシックの想定利用シーンをご紹介します。
1)工場や倉庫内での積載や牽引
サウザーベーシックの基本的な使用例です。
重い荷物を、手動操縦・自動追従・自動走行(メモリトレース)で運搬できます。牽引にも対応しており、幅広い現場でお使い頂けます。
2)サービス現場(ホテル手荷物、会場設営)での追従&自動帰還による運搬ロボット
例えば、ホテルマンがサウザーベーシックの追従機能でたくさんの荷物を客室まで一度に運ぶことが出来、効率化が図れます。また、重い台車を押すことによる疲労軽減などホテルマンの労働環境改善にもつながります。
3)農業現場で日々変化する作業での汎用的な運搬ロボット
例えば、作物の収穫時にサウザーベーシックを追従させることで、自由なルートを通って重い作物をたくさん一度に運ぶことが出来ます。また、メモリトレース機能を使うことにより、繰り返し作業では、自動で往復して作物を運ぶことで無人運搬をすることが出来ます。農薬散布時に使用すれば、サウザーベーシックに農薬やバッテリーを載せ追従をさせることで、作業者は重い農薬を担ぐことなく、手軽に農薬散布をすることが出来ます。さらに、サウザーベーシックにカメラを搭載し作物の育成観察をすることも可能です。
4)巡回移動除菌ロボット
消毒液や農薬をサウザーベーシックが自動走行(メモリトレース)で散布することにより、人が入れない危険な場所でも安全に繰り返し作業を行うことが出来ます。
5)RFIDの庫内棚卸ロボット
RFIDの読み取り装置とサウザーベーシックの自動走行(メモリトレース)を組み合わせることで無人での読み取りが可能になります。
6)サービス現場での多彩な使用方法
サウザーベーシックは、作業現場のみだけでなく公共空間での運用にも適しています。
・モップ装着による店舗内の自動清掃ロボット
・広告、集客アップのためのアピール巡回ロボット
■サウザーベーシック購入の流れ
サウザーベーシックには下記2つの購入方法があります。
〇買ってそのまま使いたい、必要なカスタマイズは自身で行いたい場合
個別の現場向けサービスは付帯せずに、物販として機器を購入して、そのまま使うことができます。サウザーベーシックとその付属品の組み合わせや、必要なカスタマイズを自身で行うことができます。色々なカスタマイズをご自身で実施することが可能です。
カスタマイズというのは、例えば荷台にネジで柵や棚などの構造を固定し荷物を積載しやすくしたり、牽引金具を自作し、牽引したい台車(かご車など)にピッタリな金具を製作・選定するなどをいいます。自身で納得できるものに仕上げて頂けます。
また、万が一サウザーベーシックを故障させてしまった場合にも、自身で取り付けられたカスタマイズ品を取り外して頂くだけで通常修理を受けることが出来ます。
さらに当社や協力会社からも今後、購入後に追加/交換できる周辺機器ラインナップの直販や、サードパーティ販売についても拡充していく予定です。
※当社ではカスタマイズの請負業務は承っておりません。
※カスタマイズに起因する箇所の修理は保証外です。
〇自身の現場向けの運用や機器の構成を一括で相談したい場合
例えば、周辺機器の組み立てをしてほしい、カスタマイズを任せたい、オリジナルの周辺機器の相談をしたい、効果検証の相談をしたい、24時間稼働やシステム連携をしたいなどのご要望にお応えするためにインテグレータ販売事業者をご紹介させて頂くことが出来ます。
当社と契約しているインテグレータ販売事業者は、ユーザーの要望を実現するための各現場向けの様々なサービスを有しており、多くのご相談にお応えすることが出来ます。
当社はインテグレータ販売事業者や協力会社への技術情報の提供等のサポートを行っております。
■サウザーEシリーズとサウザーベーシックの違い
サウザーEシリーズとサウザーベーシックの台車フレームやモータは共通のため、駆動力やタイヤの特性、内蔵電池の種類、積載重量、牽引力などの基礎的ないくつかの性能は同一です。
サウザーベーシックに標準搭載の「メモリトレース」は、サウザーEシリーズに標準搭載の「ライントレース」に置き換わるものではありません。それぞれの特性に合う現場/運用においてご使用ください。
サウザーEシリーズへのメモリトレース機能の搭載は提供準備中です。サウザーEシリーズに搭載するメモリトレースでは、視野角360°の長距離センサを現場に合わせた高さに追加することや、システムインテグレータが現場データの確認、ルート設計、運行システムとのネットワーク連携などをすることで、サウザーベーシックを超えるソリューションを実現します。
当社ではサウザーEシリーズ・サウザーベーシックともに、協力会社(周辺機器メーカ、現場向けカスタマイズの設計製造)およびインテグレータを広く募集しております。
引き続きEシリーズに関してもご愛顧をお願い申し上げます。
■本リリースに関するお問い合わせ
本リリースに関するお問い合わせやアポイントメントのご依頼については、当社のウェブサイトのお問い合わせページよりご連絡いただけますようお願い申し上げます。
なお、2020年10月21日から23日に開催される第3回名古屋ロボデックスにおいても、当社ブースにて実機をご覧いただくことができますのでお気軽にお立ち寄りください。 ※オンラインブースへの来場・商談も可能です
第3回名古屋ロボデックス ロボット開発・活用展:https://www.robodex-nagoya.jp/ja-jp.html
会期:2020年10月21日(水)から23日(金)
会場:ポートメッセなごや
当社ブース番号:10-38(第2展示館)
事前のアポイント登録は、以下のリンクよりお願いします。
(直接アクセスできない場合は、URLをコピーしてブラウザに貼り付けてください。)
https://inw2020nagoya.tems-system.com/exhiSearch/Email/jp?id=vCHbjTiNKb8%3D&type=2&exhi=10