家具の製造・販売を担うIKEAが、アメリカの家具スタートアップ「Ori Living」と共同で開発したロボット家具「Rognan」を発売すると発表した。

「Rognan」

「Rognan」はベッド・ソファ・クローゼットが一体化したスマート家具となっており、小さな居住空間をより効率的に利用するための家具だ。
ボタンを押すだけで家具を移動させることができ、シンプルなオールインワン設計となっている。
2020年内に世界に先駆けて人口密度の高い日本と香港で発売される予定とのこと。

引用:(https://vimeo.com/340144236)

「Rognan」を導入することで、約86平方フィートの居住スペースを節約できるととのこと。
住宅が小型になればなるほど、「Rognan」の恩恵を多く受けられ、体積比では多くのスペースを節約出来る見込みとなる。

どのように組み立てるのかもしくは完成品のみの販売になるのか、狭い日本の住宅にどのような手法で搬入され、設置されるのか大変興味をそそられる製品だ。

IKEAは日常生活を支える

IKEAは「都市の人口は常に増えてきている。土地の資源の両方を持続不可能なペースで消費している人口の多い都市が生まれているが、IKEAは多くの人々の為に日常生活をより良くしたいと考えています。」との考えだ。

現段階では、Rognanの価格はまだ明らかになっていない。