以下、プレスリリース引用
「X-Tech Innovation」、「LEAP OVER」「ICCスタートアップ・カタパルト」に続き、スタートアップピッチコンテストで4連続優勝となる快挙を成し遂げました。
2019年2月28日に開催された富士通アクセラレータプログラムにて、出場24社の中からinaho株式会社(本社・神奈川県鎌倉市 代表取締役・菱木豊 、大山宗哉)のAIを活用した野菜収穫ロボットサービス事業が優勝しました。
今回の受賞は、昨年12月開催の「X-Tech Innovation」、今年2月開催のMURCアクセラレータ「LEAP OVER」、ICC「スタートアップカタパルト」に続く、スタートアップ向けピッチコンテストでは、4回連続での優勝となります。
さらに、過去に獲得した賞金・副賞の総額が100億900万円以上(想定額)となり、注目のスタートアップ企業へと急成長を遂げています。
「富士通アクセラレータプログラム第7期」では、24社のスタートアップ企業が登壇しました。
inaho株式会社は、「テクノロジーで農業の未来を変える」と題し、開発中の野菜の収穫ロボットを軸とした農業自動化プラットフォームの概要と戦略、将来のビジョンについて発表しました。
「24社ものスタートアップ企業が集まる中で、売上がまだ立っていない我々が選ばれたことが、大変嬉しく思っております。富士通様はAkisai等のサービス運営で、Agri Techと呼ばれる分野では、我々よりも先を行かれている企業になります。そのような企業様と、我々のようなスタートアップが今後どのような協業等ができるのか、とても楽しみです。」
今後10年で国内の農家の数が半分になると予測されている中で、我々がターゲットとしている施設栽培(ビニールハウス栽培)の農家さんは、過去15年間で、耕作面積が拡大しない状態が続いています。その大きな要因が人手で行う収穫作業です。その問題をロボットを通じて解決することで、農家の方々の生産面積拡大や、所得向上につなげていきたいと考えています。私達が目指す未来は、農家さんの数が半分になっても安定的に野菜が生産・消費される世界です。
■ 審査員長のコメント
「ロボットの完成度が高く、また、顧客のペインをよく掴めている。さらに、既に顧客を掴んでいるのが審査員から評価されました」とのコメントを頂戴できました。
ロボットの正式リリースは2019年5月の予定ですが、既にロボット導入意向書を100名以上の農家さんから頂戴しており、その点が評価されました。
■ 富士通アクセラレータプログラムとは
「富士通アクセラレータプログラム」は、革新的なスタートアップの技術・製品と富士通グループの製品・ソリューション・サービスを組合せ、オープンイノベーションで世の中へ新たな価値を提供することを目指します。
【富士通アクセラレータプログラムHP】
http://www.fujitsu.com/jp/innovation/venture/index.html
優勝商品は「PR TIMES半年間利用し放題無料」など、スタートアップとして、大変嬉しい副賞も頂戴いただきました。
■ inahoが開発中の野菜の自動収穫ロボットの動画
■ ロボットの野菜収穫風景
【「inaho株式会社」とは】
inaho株式会社は、野菜の自動収穫ロボットを軸とした農業プラットフォームを展開する鎌倉のベンチャー企業です。野菜の収穫作業に代表される、人の判断が必要な農作業をAIとロボティクスで置き換える事で、人手不足や食料問題を解決し、人々がクリティティブな作業に注力できる世界を作っています。
2019年5月にリリース予定の野菜収穫ロボットは、アスパラガス、きゅうり、ピーマン、ナス等を一台で収穫できるだけでなく、作物の病害判定や土壌診断等の機能拡張ができる設計となっています。
2019年1月には佐賀県鹿島市に支店を開設。今後は九州エリアを中心に、各地でロボット導入説明会を実施する予定で、本格リリースの準備を進めています。
■ 副賞総額100億円を超えている理由
Smart HRさんより100年無料の副賞をいただいております。詳細はリンクをご参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000024969.html
【inaho株式会社概要】(http://inaho.co)
設立 : 2017年1月17日 (イイ”イナホ”の日)
代表取締役 : 菱木豊 大山宗哉
本社: 神奈川県鎌倉市材木座4-10-14
支店:佐賀県鹿島市大字高津原5055MAX・E・BLD1F
事業内容:一次産業に対するソリューション提供。AI・ロボティクスを用いた事業開発。