「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、数多くのコミュニケーションロボットやIoTプロダクトを企画・開発するユカイ工学株式会社(本社:東京都新宿区、代表:青木 俊介)は、形状記憶合金の加工・販売を行う株式会社吉見製作所(本社:愛知県大府市、代表:坂 一宏)とコラボレーションして開発した、スイッチを押し続けるとムクムクと立ち上がる不思議な動くオブジェ「線人間」のクラウドファンディングを、2022年11月18日(金)17時よりCAMPFIREにて開始しました。みなさまの応援をお待ちしております。

「線人間」開発者インタビューnote公開

形状記憶合金の吉見製作所とロボティクスベンチャーユカイ工学が生み出す、ムクムクうごく「線人間」はどうやって生まれたのか、どんなアイディアがあったのか、その開発ストーリーを公開します。

記事:https://note.com/ux_xu/n/n0d911307f4b7

「線人間」クラウドファンディング概要

期間:2022年11月18日(金)17:00〜12月25日(日)23:59
リターン:お得な「アーリーバード」(¥4,950)や「2個セット」(¥9,900)、オリジナルの線人間を作れる「線人間デザイン券」(限定5券)など、全4種類。

▼「線人間」クラウドファンディングページ
https://camp-fire.jp/projects/view/551679

スケジュール
支援者へのリターンの発送は2023年4月を予定しています。その後、2023年中に一般発売を予定。

注目のリターン

10%お得にゲットできるアーリーバードは限定60個。何度でも立ち上がる線人間を見て元気になりたいあなたにも、元気にしたい人へのギフトにも。

 

線人間とは

スイッチを押し続けるとムクムクと立ち上がる、形状記憶合金でできた不思議な動くオブジェです。何度押しつぶされても、へろへろにされても、不器用ながらによいしょと立ち直る姿が元気をくれるはずです。

あそびかた
あそびかたは究極にシンプル。電池を入れて、「線人間」をグニャっとお好きな形に打ちのめしたら準備完了。スイッチを押し続けるとムクムクと立ち直ってきます。何度押しつぶされても立ち上がる健気な線人間の姿を眺めて明日への活力をほんの少しでも感じてもらえたら、そんな思いを込めています。

テクノロジー

形状記憶合金試作

形状記憶合金とは?
熱や電流をかけると記憶させた形状に形が戻る、ふしぎな合金です。身近なところでは釣り具や女性用の下着、カメラのピント調整に使う動力などにも使われています。業務的な場面で使われることの多い素材ですが、今回のプロジェクトのような、ちょっと人の心をくすぐる、ほんわかとした用途にも使える可能性を秘めた素材です。
吉見製作所 詳細参考
https://www.yoshimi-inc.co.jp/sma.php

専用基板試作

安全にも配慮した回路設計
実はただ電気を流したり止めたりするだけではなく、線同士が絡まった時にショートして熱くなりすぎないようにする安全回路を組み込む工夫を取り入れています。
ただ、あまり複雑に絡まってしまうと形が戻らなくなったり、故障の原因にもなります。多少の優しさを持って打ちのめしてあげて下さい。

開発ストーリー

2021年の暮れに差し掛かるころ、面白い動きをする不思議な合金を製造している吉見製作所と日々面白いモノづくりを探求しているユカイ工学が出会うことから、本プロジェクトがスタートしました。

「なにか一緒に面白いことをしよう」というブレストから始まり、形状記憶合金を使った様々なプロダクトのアイディアをざっくばらんに話し合いを重ねていました。そんな中でたどりついたのが今回の不思議な動くオブジェ「線人間」です。

何度つぶされても、打ちのめされても、スイッチひとつで立ち直ってくる「線人間」の姿は、日々さまざまな壁にぶち当たっては乗り越えていく現代人の姿にも重なります。

詳しくはnoteへ
https://note.com/ux_xu/n/n0d911307f4b7

アイディアスケッチの一部

開発者コメント

株式会社吉見製作所
代表取締役 坂 一宏

企画・設計力をもつユカイ工学と形状記憶合金の吉見製作所のコラボレーションにより、今までにないあたらしい商品ができあがりました。熱により形状を回復する形状記憶合金を通じて、お使いいただけるお客様のこころもあたため、回復していただけたらとてもうれしく思います。

ユカイ工学株式会社
CDO 巽 孝介

まるでCGを見ているようなふしぎな形状変化がクセになります。熱のかけ方についてもライトを当てたり、ドライヤーを使ってみたりと色々検討したのですが、最終的には電気回路を組んでコントロールすることで理想的な動きを実現できました。吉見製作所とユカイ工学の技術が良い塩梅で混ざり合ったプロダクトになっています。

商品仕様

製品名:ムクムクうごく「線人間」
電源:単4形乾電池3本(電池は別売りです)
外形寸法:W60mm × D60mm × H120mm
重量:約80g(乾電池含む)
動作環境:温度+10℃ 〜 +35℃ / 湿度+20% 〜 +80%
台座素材:Resin
線合金素材:TiNi合金

<製品注意事項>
・台座は3Dプリント製です。特有のザラつきや歪みがあることがあります。
・台座は日光の当たる場所に長期間置いておくと黄変する恐れがあります。ご了承ください。
・台座は割れやすい素材のため、投げたり落としたりしないでください。
・線が熱くなることがありますので、やけどにご注意ください。
・線が温かいうちに引きのばさないでください。
・線を無理に伸ばしたり折り曲げたりすると、元の形に戻らなくなったり破損の原因となります。
・あまりいじめると、心が折れて戻らなくなります。

※仕様は予告なく変更となる場合がございます。

  • 株式会社吉見製作所について

吉見製作所は形状記憶合金の加工・販売をしている会社です。自社ブランド「YOSHIMI」「Baefeel」の釣具をはじめ、宝飾用芯材、学習教材、医療機器やヘルスケア用品など、幅広い分野で形状記憶合金を活用した製品を展開しています。少量多品種も得意としており、形状記憶合金がどのような材料か、使用する事でご希望のことができるかどうかからご説明・ご対応できる会社です。

吉見製作所公式サイト
https://www.yoshimi-inc.co.jp/

  • ユカイ工学株式会社について

ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」を掲げ、様々な製品を開発・販売するロボティクスベンチャーです。自社製品の製造、販売ノウハウを元に、お客様のご要望に合わせて、ハードウェアの設計・製造、ソフトウェアやアプリ開発、センサーや部品の調達を迅速、柔軟に対応する体制を整えています。

主な製品
・家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」
・しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」
・「ユカイな生きものロボットキット」などエデュケーションシリーズ「kurikit」
・音声対話開発キット「codama」
・フィジカル・コンピューティング・ツールキット「konashi 3.0」
・脳波で動く猫耳型コミュニケーションツール「necomimi」
・あなたに共感する、未来のファミリーロボット「BOCCO emo」
・小さくなった、心を癒やす、しっぽクッション「Petit Qoobo」
・赤ちゃんのような「甘噛みハムハム」、やみつき体感ロボット

企業情報
ユカイ工学株式会社(Yukai Engineering Inc.)
代表取締役:青木俊介
設立日:2007年12月28日
本社:東京都新宿区富久町16-11 武蔵屋スカイビル101
WEB:https://www.ux-xu.com/

Facebook:https://facebook.com/YUKAIEngineering/
Instagram:https://www.instagram.com/yukaiengineering/
Twitter:https://twitter.com/yukaikk
note:https://note.com/ux_xu