Rapyuta Robotics株式会社(東京都中央区、 代表取締役 CEO:Gajamohan Mohanarajah、以下「Rapyuta Robotics」)は、元レッドハット株式会社代表取締役社長の廣川裕司氏が社外取締役に就任したことをお知らせいたします。
 
Rapyuta Roboticsは「ロボットを便利で身近に」をミッションとし、加速する労働人口の減少を補完し、より快適なスマートライフを実現するために、クラウドロボティクス・プラットフォーム「rapyuta.io」の開発を行なっております。日本国内では日本ユニシス株式会社、 国外ではフランスのiFollow SASを始めとし、既に多くの企業・組織に利用いただいており、今後はより一層の機能改善とユーザー拡大を目指しています。

廣川氏の就任に対し、共同創立者代表取締役CEO Mohanarajah(モーハナラージャー)は次のように述べています。
「レッドハットは、LinuxディストリビューションのRed Hat Enterprise Linuxやコンテナ・アプリケーション・プラットフォームであるOpenShift等、開発者が活用できるオープンソース・ソフトウェアを提供することで世界中の技術者から支持を得ています。元レッドハット株式会社代表取締役社長の廣川氏を社外取締役として招聘することは、弊社が目指すオープンプラットフォームとコミュニティを通じて開発者を支援し、エンドユーザーに優れたソリューションを届けるというグローバルな成功モデルを確立したレッドハットの経験と知見を得ることにつながると確信しています。」

共同創立者代表取締役COO Krishnamoorthy(クリシナムルティ)は次のように述べています。
「廣川氏は日立製作所や、その米国子会社の日立データシステムズで要職を歴任し、また、日本BEAシステムズ社やホートンワークス株式会社でも日本代表として、いずれの事業も成功に導いた実績を持っています。廣川氏を迎え入れることは、当社の経営戦略の推進とビジョンの実現を一層加速させられるものと考えております。」 

さらに、廣川氏は次のようにコメントしています。
「世界最先端のロボットソフトウェアの製品・サービスを有するRyaputa Roboticsの事業に参加できることは光栄です。日本中の倉庫・工場生産の自動化、AGV、ロボットアームなどを駆使したロボットソリューションの普及を通じ、スマートライフの実現に貢献していきます。」
 
 
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廣川裕司氏 プロフィール
1981年日立製作所に入社。米国子会社となる日立データシステムズコーポレーション設立に携わり、1992年より1998年まで米国・サンタクララにある同社に出向。企画部門役員、グローバルセールス副社長を歴任。
2003年7月よりサン・マイクロシステムズ株式会社の執行役員としてデータセンタソリューション本部、パートナ戦略統括、テクノロジーパートナ営業本部、インダストリー営業本部などの部門長を歴任。
2006年8月日本BEAシステムズ株式会社に入社、同年11月に同社代表取締役に就任。
2008年2月レッドハット株式会社代表取締役社長に就任。2015年6月同社会長に就任し、2016年6月に退任。
その後、2016年11月から2017年2月までミドクラジャパン株式会社代表取締役社長を経て、2017年3月ホートンワークスジャパン株式会社執行役員社長に就任。 2019年3月同社退任。
 
 

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【Rapyuta Robotics株式会社について】
Rapyuta Robotics株式会社は、アインシュタインを始め数々の著名研究者を輩出しているチューリッヒ工科大学(ETH Zürich)からスピンオフした大学発ベンチャーです。「ロボットを便利で身近に」をミッションに掲げ、世界でも最先端の制御技術及び人工知能技術を活用した次世代クラウドロボティクス・プラットフォーム「 rapyuta.io」の開発を行っています。rapyuta.ioを活用することで、多種多様な複数ロボットの管理・制御が、直感的かつ容易にできます。また、rapyuta.ioにより、システム構成要素を一から作り上げる必要は無くなり、ユーザーが得意とする技術分野の開発に集中できます。