テラドローン株式会社(東京都渋谷区、代表取締役/徳重 徹、以下テラドローン)は、この度Sibanye Stillwater(南アフリカヨハネスブルグ市、CEO/Neal Froneman)とドローンによる地下マイニングソリューションの技術向上を目的とした実証実験を共同実施したことをお知らせいたします。

Sibanye Stillwater

テラドローンは、ドローン業界を牽引し、世界に展開するグローバルベンチャー企業です。現在、南アフリカ支社をはじめとして、世界で10支社を展開しマイニング、オイル&ガスなど産業用のドローンの活用、発展に努めています。

一方Sibanye Stillwaterは、世界有数の金やプラチナの生産量を誇る南アフリカ最大級の鉱業会社です。その実績だけでなく、サスティナビリティを追求した社風で安全性を担保するなど高い評価をされています。

今回実施した内容は、地下に作られた演習用の高さ3m幅3mのトンネル内にてSLAM搭載型地下マイニング用ドローンを安全に自動航行させるというものでした。

実験の結果として非GPS環境下において安定した自動航行の実現及び高精度な3Dモデルの生成が可能だということが実証されました。

鉱山産業が盛んなアフリカでは、崩落事故によるけが人や健康被害、また劣悪な労働環境の面でも多くの問題があるとされています。しかし、テラドローンが持つSLAM技術を活用することで、従来より安全かつ高精度な測量及び点検が可能だと実証されました。本技術は今後アフリカ鉱業の安全性と仕事効率の向上につながると考えています。これについてテラドローンCOOの関鉄平は「現在、地下マイニングソリューションに力を入れているテラドローン南アフリカ支社にとって、マイニング分野で高い実績と信頼があるSibanye Stillwaterと実証実験できたことは、今後アフリカ全土への拡大が見込まれる地下マイニングの発展の第一歩になると期待しています。」と話しています。

■テラドローン株式会社

本社を東京におき、全国7支社とAPECやEU、 アフリカ、オーストラリアなど世界で10支社を構え、国内外にてドローンを用いたレーザー・写真測量を実施、高精度3次元図面を短時間で作成、施工管理に役立つサービスを提供。大手ゼネコン・建機メーカー・測量会社等からの案件を中心に、600回以上のドローン測量実績を有しi-ConstructionのUAV測量実績も全国トップクラス。現在は国内外で250件以上のUAVレーザー計測実績を基に、早稲田大学との共同開発によるオリジナルLiDARシステム「Terra Lidar」の開発に成功。国内外への販売拡大を予定している。
ドローン管制システム(UTM)においては、グローバルリーディングカンパニーとして市場を牽引。昨年Unifly社(ベルギー)へ出資を行い現在筆頭株主であり、ヨーロッパ4か国、アメリカ等海外各国でUTMシステムを展開している。
グループ会社はアジアで電動二輪、三輪を製造販売し、海外売上比率85%、年間3万台を売り上げるテラモーターズ株式会社。

■Shibanye Stillwater

Shibanye Stillwater社は南アフリカ共和国とアメリカに支社を持ち,金,白金,パラジウムなどの鉱物資源を供給している南アフリカ共和国大手の会社である。

■本件に関する問い合わせ

テラドローン株式会社
電話 : 03-6419-7193
メール: info.jp@terra-drone.co.jp