2020年として株式会社スカイウィングスの活動として、人材動向、国内外での活動実績、各技術領域のトレンドを報告。
(ドローン/自動車/半導体/通信)
株式会社スカイウィングスは先端人材紹介事業に関して、2020年の取り扱いをまとめた。
コロナによる経済全体の縮小影響を受けて、自動車領域を中心に新規案件が減少したものの、逆に市場が活況となった市場へ着目し、半導体大手各社や総合商社等と人材提携を拡大させた。
これに伴い、2020年全体新規取扱数は800職種となった。
特にドローン・半導体・通信領域が大幅増となり、対前年比ドローンは500%、半導体は271%、通信は130%
となった形。
ドローンは、物流や人流(エアモビリティ)を見据えたドローン自体のハードウェア大型化や、点検への応用展開に伴うソフトウェア開発が市場で活発になり案件数が大きく伸びた。
半導体は、コロナの影響で多くの人々が仮想空間上でやり取りが増大し、これに伴いデータが書き込まれたり処理を行う半導体需要が大幅に増加。半導体・半導体装置ともに案件数が増加した。
通信は、同様にコロナの影響で、DX(デジタルトランスフォーメーション)案件が増加した。

株式会社スカイウィングスによる中途採用人材取扱件数(2019年-2020年対比)

コロナ禍は人々の活動方法に大きく変化を及ぼす結果となったが、活動効率を高める分野や職種は引き続き需要が増大している。今後も同社はこれに着目し、時代の変化に合わせて提携を進め事業拡大を目指していく。

ドローンのコンサルティング事業に関しては、2020年11月にプラント企業群に招聘され、博多にて記念講演「ドローンの世界動向」を実施。世界規模のドローンをとりまく直近の経緯や、用途別の進捗等を講演した。
講演に際しては多くの出席者を伴う実講演実施のため、感染対策を厳重に行ったうえで実施した。株式会社スカイウィングスは、ジュネーブに本体を置くドローンの世界標準団体の会員や、内閣官房が主催する無人航空機官民協議会の委員を引き続き務めて、国内外関係者とやり取りし、ドローン技術最新動向をまとめている。こうした知見をもとに大企業との事業開発を中心に連携を進めている。

第51回九州地区高圧ガス大会の記念講演「ドローンの世界動向」を担当した株式会社スカイウィングスCOO入江裕史