ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀)は、子どもたちが人型ロボット「Pepper(ペッパー)」やAIのテクノロジーを活用してSDGsの社会課題に取り組むプログラミングコンテスト「STREAMチャレンジ2023」(主催:超SDGsラボ)へのエントリーの受け付けを開始したことをお知らせします。

「STREAMチャレンジ」は、「Society 5.0」で提示されているロボットと共生する社会の実現に向け、PepperやAIを活用したクリエイティブな発想で、子どもたちが自ら発見した社会課題の解決に取り組む探究活動を社会全体で応援するプログラミング教育プロジェクトです。当社が提供する「Pepper for Education」「Pepper 社会貢献プログラム」のPepper契約団体や、ソフトバンク株式会社が提供する教育プログラム「AIチャレンジ」の参加団体の児童・生徒などを対象に、2023年1月13日(金)までエントリーを受け付け、2023年3月にオンラインで全国大会を開催する予定です。

 

STREAMチャレンジ2023のメインテーマは「テクノロジーでSDGsに貢献する」です。子どもたちには、自らの問題意識をもとに独自にテーマを設定してもらい、サステナブルな社会の実現に貢献するアイデアを実践し発表してもらいます。また今回から、サステナブルな社会の実現に向けて日々、課題意識を持って事業に取り組むパートナー企業・団体さまによる「選択テーマ」も設定し、幅広くチャレンジしてもらえるようサポートします。

 

■パートナー企業・団体さまによる「選択テーマ」

・ 選択テーマ1:難民と共に生きる未来(国連難民高等弁務官駐日事務所)
・ 選択テーマ2:移動弱者をゼロにする(ファインピース株式会社/スマートモビリティ協議推進協会/スマートカー安全機能保証協会)
・ 選択テーマ3:災害時の被害を減らす(LINE株式会社)
・ 選択テーマ4:消費体験をアップデートする(株式会社丸井グループ)

さらに、2022年11月30日(水)午後1時より、STREAMチャレンジにエントリーする子どもたちのテーマ選定やアイデアを形にするための第一歩をサポートする「テクノロジーワークショップ〜AI基礎・プロジェクト推進編〜」(協力:ソフトバンク株式会社)をオンラインで開催します。実際に、AIを用いた事業開発やDX人材育成を行っているソフトバンク株式会社の社員が、STREAMチャレンジの選択テーマを例に、AIの代表的な分類、使用例、AIの向き不向きなどについて紹介します。

■ 「テクノロジーワークショップ〜AI基礎・プロジェクト推進編〜」開催概要

開催日時:2022年11月30日(水)午後1時 ~ 午後2時30分
開催方法:オンライン(ウェビナーにて実施)参加費:無料
対象:STREAMチャレンジに取り組む生徒のみなさま、教員のみなさま、教育関係者など、SDGs教育、AI、探究学習にご関心のある方、どなたでもご参加いただけます。
申し込み方法:
超SDGsラボのEvent募集ページより開催時刻までにお申し込みください。
https://blaboratory.org/chosdgslab/events/
(自動返信メールにて当日のZoom URLをご案内いたします。)

STREAMチャレンジは、単にプログラミングの技術を競うのではなく、子どもたちが自ら社会課題を発見し、ロボットやAIを活用したクリエイティブな発想で解決策を模索し、社会との接点を見つける場を作る目的で、前身の「Pepper 社会貢献プログラム プログラミング成果発表会」を含め2017年から開催されてきました。子どもたちのアイデアや取り組みは第一線で活躍する様々な有識者の方々から評価され、フィードバックがもらえます。この過程を経て、子どもたちの社会課題への意識が高まるとともに、自分で考える力や、社会実装への気付きを得て、実社会へと大きく羽ばたいていくきっかけとなることを期待しています。

■ 「STREAMチャレンジ2023」 概要

募集作品テーマ:「テクノロジーでSDGsに貢献する」
エントリー期限:2023年1月13日(金)
エントリー対象:
 ソフトバンクロボティクス株式会社が提供するPepperを契約している教育機関・ご家庭の児童・生徒
・ ソフトバンク株式会社が提供する、AI活用人材を育成する教育プログラム「AIチャレンジ」に取り組む高等学校の生徒
主催:超SDGsラボ
共同企画:株式会社COLEYO
パートナー:
株式会社丸井グループ、国連難民高等弁務官駐日事務所、ファインピース株式会社/スマートモビリティ協議推進協会/スマートカー安全機能保証協会、LINE株式会社、株式会社APTO、超教育協会、京都超SDGsコンソ―シアム、B Lab、CANVAS、ソフトバンク株式会社

※「STREAM」とはSTEAM教育に、Robotics(ロボット工学)、Reality(現実性)、Reviewing(評価)の観点を入れ、頭文字のRを加えたものです。

STREAMチャレンジ2023の詳細はこちら:
https://www.softbankrobotics.com/jp/event/stream2023/

■ 超SDGsラボについて
超SDGsラボは、持続可能な地球や地域コミュニティや暮らしの実現に向けて、教員、教育関係者、専門家、企業や団体と幅広く連携し、テクノロジーを活用して社会課題に取り組み、社会実装しようとする個人及び組織のアクションを社会全体として支援していくプロジェクトです。B Lab(所長:石戸 奈々子)、京都超SDGsコンソーシアム(京都大学、京都市、ソフトバンク株式会社 ほか企業約20社)によって推進されています。
「超SDGsラボ」 ウェブサイト
https://blaboratory.org/chosdgslab/

■      Pepperのプログラミング学習への活用について
当社では、これまでPepperとともにRobo Blocksや、Pepperと一緒に学べる教育アプリなどをセットで提供する教育機関向けのサービスなどを展開してきました。2022年3月時点で、Pepperは小中学校を中心に全国1,300の教育機関でのプログラミング教育で活用されています。

また2023年11月からは、全国約100店舗のソフトバンクショップにおいて、小学生向けの「Pepperプログラミング教室」が開講されます。2023年1月以降に各対象店舗において順次、3カ月間の有料短期講座が、2022年11月下旬から無料体験講座がそれぞれ開講される予定です。
「Pepperプログラミング教室」の詳細はこちら
https://www.softbank.jp/mobile/special/pepper-programming-school/?adid=cpp_websec_20220831_176