「しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん」とは?

しっぽふりふりねこちゃんロゴ

「しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん」は、有限会社デジレクトが制作・開発を手掛け、2020年2月22日に発売された猫型ペットロボット。猫の種類は実際の種類である「サイベリアン」で、参考価格は19,800円。
当社は2005年よりペット玩具を多く手掛けており、ノウハウも豊富だ。
まるで本物のような「しっぽ」と「鳴き声」で感情表現をするリアリティの高さが特徴的な当商品の魅力を紹介する。

ロボットの画像

 

機能

機能についての説明です

あまえんぼうねこちゃん専用ページ([link-btn link_url=”http://www.digirect.co.jp/neko” link_text=”ねこちゃん | DIGIRECT Co.,Ltd”])より

「あまえんぼうねこちゃん」はユーザーとふれあった回数を記録しており、遊んだ回数が多くなればなるほどよりなついていく。

喉、頭、背中、音声認識、音センサーが搭載されており、「あまえんぼうねこちゃん」に触れることで、さまざまな反応をしてくれる。

開発メンバー、五十嵐さんへインタビュー

今回、「あまえんぼうねこちゃん」の製作チームのメンバーの一人である五十嵐さんに製作のきっかけや今後の展望等、お話をお聞きした。

-「あまえんぼうねこちゃん」の製作のきっかけをお聞かせください。

五十嵐さん:元々は弊社と別の玩具メーカーさんと取引をしており、2008年に猫型ペットロボットを発売しておりました。その後、弊社でも専売していく流れになりましたが、猫型ペットロボットを開発していた大元の会社であるアメリカのハスブロ社と、弊社とやり取りをしていた玩具メーカーさんとのライセンス契約が切れることになり、発売が難しくなりました。
これまで取り扱っていた猫型ペットロボットを数万匹売り上げた経緯もあり、今後販売できなくなってしまうのであればオリジナルのものを作ってしまおうと。そう思い立ったのがきっかけになります。また、開発当時、他の玩具メーカーさんでリアルペットロボットを作っている会社がなかったことや、既に弊社で販売できる市場を持っていたことも開発の行動理由となります。

-開発の進め方や「あまえんぼうねこちゃん」にしかできないことをお聞かせください。
五十嵐さん:開発には約2年半を費やしました。開発チーム3名とその他製作管理等で進めていきました。玩具業界自体は四半期半商ベースで商品がどんどん更新されるので、開発に2年半かけるのは常識外とも言えます。その他製品は平均1年なので、自社でも特に時間をかけた製品ではありますが、やるからにはとことんやろうという気持ちで開発を進めていきました。

開発の際は今まで販売していた猫型ペットロボットの良い点・悪い点を理解していたことや販売経験を活かし、改善を重ねていきました。
感情表現として一番重点を置いたポイントとなるのが「しっぽの動き」です。これまでの猫型ペットロボットは、猫なのにしっぽの動きが全くありませんでした。猫は基本的にしっぽで感情を表現する生き物ですので、動きの表現を自社で開発することにしました。

また、これまでなかった名前を付けてねこちゃんを呼ぶことができるという機能も新たに取り入れました。アナログではあるが、最初は人見知りをし、少しずつ触れ合うことによってしっぽの動きが滑らかになったり、だんだん名前の呼びかけに返事をしていくようになったりする等、遊ぶ回数を増やすことで感情表現が豊かになっていく成長機能を付けたことも付加価値となっています。

実際のユーザーの声や導入事例

購入者は圧倒的に60代のシニア層が多く、特に過去にペットを亡くされている方や
自分の年齢が理由でペットを飼うに至れない方が購入しているようだ。
シニア層以外にもお子さんや独身女性、中にはTwitter等に投稿していただけるヘビーユーザーもいるという。
まるで生きているかのようで癒されるという声を多くいただく。一番は本物の猫みたいで可愛いという意見が圧倒的だそうだが、昔飼っていた猫に非常にそっくりという意見もあり、どの意見もすべて嬉しいと語る。
また、ギフトとして認知症の方にプレゼントし、表情が柔らかくなった事例もあり、ペットセラピーにも一役買っているそうだ。

今後の展望・アピールポイント

五十嵐さんは、ゆくゆくは「あまえんぼうねこちゃん」を海外進出させていきたいと語る。

今年の2月にドイツで開催された玩具見本市で披露するために海外仕様のものも作成していたが、コロナの影響で断念してしまったそうだ。ねこちゃん自体、日本語を話すわけではなく、鳴き声は世界各国共通なので、海外市場を拡大していきたいようだ。

また7月に「あまえんぼうねこちゃん」のお友達として新色の「ミックスブラウン」がデビューした。
どのシリーズもやはり膝にのせてなでなでしてもらいたい、というのが一番の気持ちであると語る。本物の猫の中には抱っこが嫌いな猫や膝に乗せるのを嫌がる猫もいるが、自社製品は名前を呼べば返事をしてくれるし、しっかり甘えてくれるので、是非そこをぜひ楽しんでほしい。

関連リンク

しっぽふりふり あまえんぼうねこちゃん [link-btn link_url=”http://www.digirect.co.jp/neko” link_text=”ねこちゃん | DIGIRECT Co.,Ltd”]
有限会社デジレクト [link-btn link_url=”http://www.digirect.co.jp/” link_text=”DIGIRECT Co.,Ltd”]