民生用ドローンと空撮テクノロジーで世界をリードするDJI、様々なユーザーを対象にした先進的な教育用ロボット「ROBOMASTER S1」を発表した。
発売開始日は2019年6月12日となり、専用コントローラー、予備のゲル弾、バッテリーとゲル弾マガジンといった追加アクセサリーが同梱される「Playmoreキット」は今後販売開始予定だ。

RoboMaster S1

『ロボットに初めて触れる人でも簡単に操作できるように』といったコンセプトのもと設計された最先端の地上走行ロボットだ。
カスタム仕様のブラシレスモーターに加えて、4つのメカナムホイールを搭載し、それぞれの車輪で12個のローラーが動作することにより、全方向への移動と精密な制御が可能となっている。

専用のRoboMasterアプリが用意され、豊富なチュートリアル簡単操作メニューを搭載している。
※メカナムホイール…車輪円周上に 45 度の角度で取り付けられた樽が回転し、各モータの樽の回転を制御することで、全方向に移動可能な特殊車輪のこと

学びながら楽しめる

楽しく遊びながら学べる複数のモードを搭載している。
ビジョンマーカーをスキャンして遊べる、ターゲット演習やターゲットレースや、複数プレイヤーで遊ぶモードにはレースの他、対戦モードが搭載。
ゲル弾または赤外線ビームを使用して対戦相手と戦ったり、プレイヤーが対戦相手に対して発動できる めまい、電磁妨害、超速、無敵といった4つのミステリーボーナスがある。
これらを楽しみながら、ハードウェアの組み立てを学んだり、Pythonなどの言語を学べ、無限大の楽しみかたができそうだ。

国際ロボット大会RoboMaster

DJIは「RoboMaster」というイベントを毎年深セン市で開催しており、今回発表された地上走行ロボに似た車輪が搭載されたロボットがバトルを繰り広げている。