アイロボットジャパンは、東日本大震災による被災と、原発事故による風評被害を受け客足が落ち込むなどの被害を受けた福島市の土湯温泉の復興支援の一環として、土湯温泉観光協会に床拭きロボット「ブラーバ」を約60台寄贈した。

寄贈式の様子

寄贈式の様子

床拭きロボット「ブラーバ」を提供した背景

アイロボット社は、東日本大震災時に福島第一原子力発電所に調査のために使用されたロボットの「パックボット」を開発するなど福島とは縁があり、昨年は、小・中学校の再開校において校内清掃を支援するため、ロボット掃除機「ルンバ」約200台を寄贈していた。

被災と風評被害によって働き手となるスタッフが地元を離れたことによる高齢化で、床清掃が困難になっていたこともあり、約60台の床拭きロボット「ブラーバ」を提供することにしたとのこと。

寄贈式

8月2日で行われた寄贈式では、土湯温泉観光協会から床拭きロボット「ブラーバ」をご使用いただいた感想
これまで電話やお客様の対応で掃除の手を止めていたが、ロボットに掃除を任せることで手を止めることなく、他の作業が出来ることがありがたい」と感想を頂いている。
寄贈式終了後には、日帰り温泉施設「御とめ湯り」にて実際に「ブラーバ」が清掃する様子も公開された。

STEMワークショッププログラム

昨年、双葉郡葛尾村立葛尾小学校にて開催した『ロボット授業』が好評だったことから、8月1日(木)、子供達にロボットの利便性や動かすことを伝える体験型の『STEMワークショッププログラム』を福島市の協力のもと福島市子どもの夢を育む施設こむこむ館で初めて開催された。

ワークショップでは、現場で活躍する社員が講師となり、小学校低学年を対象に子供向けのプログラミングソフトScratch(スクラッチ)を使いながらロボットが動く仕組みを解説、後半には、教育用のルンバ型ロボット「Create 2(クリエイト ツー)」を使って、プログラミングでルンバを実際に動かす体験をした。

寄贈されたロボット

■床拭きロボット「ブラーバ ジェット240」

専用のクリーニングパッドで、自動的に最低な清掃モードで掃除を行う ジェットスプレーで水を吹き付け、しつこい汚れを擦り落としてくれる.小型にデザインされ、高い精度で家具などの隙間を拭き上げてくれる。

■床拭きロボット「ブラーバ380j」

ウェットモードで最大20畳、ドライモードで最大56畳(床25%に家具等を設置した条件:アイロボット社調べ)の範囲を清掃出来る。 ホコリや髪の毛はもちろんのこと、普段の掃除で取りこぼした汚れを清掃してくれる。

■床拭きロボット「ブラーバ ジェットm6」

 ブラーバシリーズ初となる自動充電&自動再開機能を搭載。また、本体にカメラを搭載し高度なナビゲーションで自動的に清掃場所をマッピング。 最適なパターンで効率的に清掃してくれる。 ルンバi7シリーズと連動することも可能で、ルンバの清掃後にブラーバジェットm6が仕上げの清掃をするなど、ロボットに一貫して清掃を任せられるようになる。

製品URL: https://www.irobot-jp.com/braava/

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