以下、プレスリリース引用
次の挑戦は宇宙で働くロボットの実現
宇宙用作業代替ロボットを開発するGITAI(本社:San Francisco, US 日本支社:東京都目黒区)は、元SCHAFT(二足歩行ロボットベンチャー、2013年にGoogleに売却)のFounder&CEOの中西雄飛氏が新しくGITAIに参画し、COOに就任したことをお知らせ致します。
■中西雄飛氏について
博士(情報理工学)。SCHAFTの元Founder&CEO。
東京大学情報システム工学研究室助教を退任後、二足歩行ロボットベンチャーのSCHAFTを設立。2013年にSCHAFTをGoogleに売却。
■中西雄飛氏のコメント
「私は人生の全てをロボットに捧げています。特にこの8年は子供の頃からの夢であった二足歩行ロボットの実現に向けてSCHAFTを立ち上げ、DARPA Robotics Challenge予選大会で1位になり、Googleに買収されてからも二足歩行ロボットの実用化に向けて邁進してきました。2018年末でSCHAFTはGoogle社内で解散となってしまいましたが、SCHAFTは世界最高レベルの二足歩行ロボットを開発したと自負しており、現時点でやれることは全てやり切ったため悔いはありません。 そして、私にはもう1つ子供の頃からの夢があります。それは宇宙で働くロボットを実現させることです。 SCHAFTの解散が決まってから様々なロボット企業様を拝見させていただく機会を頂きましたが、GITAIこそが私のもう1つの夢を実現できるチームだと確信し、参画させて頂くことになりました。私たちは必ず宇宙で働く世界最高のロボットを実現させます。楽しみに待っていて下さい。」
■ GITAIについて
近年の世界における宇宙開発競争の激化に伴い、宇宙での作業の需要が急増しています。特に、ISSに代表される地球低軌道宇宙ステーションは、2025年までにISSの民営化が決定され、米国民間企業を中心に宇宙ホテルや科学実験用宇宙ステーション等の商用宇宙ステーションも複数建設される等、作業の需要が急増しています。
しかし、現状唯一宇宙での作業が可能な宇宙飛行士は宇宙放射線等の安全性のリスクから1回の滞在で約3ヶ月程度しか宇宙に滞在できず、また水や食料等の補給物資も必要となることから頻繁にロケットを打ち上げる必要があり、ロケット打ち上げコストを含めた宇宙飛行士のコストは1人あたり年間400億円以上かかるのが現状です。
GITAIは宇宙ステーション内の作業を宇宙飛行士の代わりに長期間現地で作業可能なロボットで実施できるようにすることでロケットの打ち上げ回数を減らし、宇宙での作業コストを10分の1にすることを目指しています。
■ GITAIロボットのプロトタイプ6号機
動画URL:https://youtu.be/T-QRsW1dNkc
■ GITAIのビジョンについて
GITAIは、過去100年に渡って人類の主要な移動手段であった車・電車・飛行機等の既存の移動手段は、時間・コスト・安全性の観点から人的資源の移動手段としてもはや最適な手段ではないと考えています。
多くのテクノロジー企業は既存の移動手段をより速く、より効率的にしようとしていますが、それは馬車が普及している時代により速い馬車、より効率的な馬車を作るのと同じ発想だと考えていて、馬車の時代にエンジンを創ろうとしているのがGITAIです。
GITAIは「人間の身体の方を増やして実質的な瞬間移動を実現させて移動そのものを無くす」方が10倍の価値をもたらす解決策だと考え、人間の分身となるロボットの実用化を目指しています。
■ GITAI 会社概要
社名:GITAI Inc.(米国本社) 、GITAI Japan株式会社(日本支社)
CEO:中ノ瀬翔
URL:http://gitai.tech/
問い合わせ先:info@gitai.tech
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/GITAI-1515952648445089/
公式Twitterアカウント:https://twitter.com/GITAI64818084