株式会社GeoLink Japanは、DJI 社製Phantom 4 RTK(以下P4RTK)専用PPK処理ソフト「KLAU PPK-J Desktop for P4R」の試用版のダウンロードサービスを開始したと発表した。
GeoLink Japanでは、携帯通信網が届かない場所での運用やVRS配信業者への高額な使用料支払いなどの問題を解決しRTK方式よりも更に高精度な位置情報が得られるPPK方式に対応した『KLAU PPK- J Desktop for P4R』を発表する運びとなる。
〈リリース記念特別価格キャンペーン〉
7月31日までの期間限定で、キャンペーン価格での提供となる。
『KLAU PPKーJ Desktop For P4R』正式版 ¥350,000税別/1ライセンス (通常価格¥400,000税別)
以下、プレスリリース引用
株式会社GeoLink Japan(京都市北区 代表取締役社長:須田信也)は、先だって発売を開始したDJI 社製Phantom 4 RTK(以下P4RTK)専用PPK処理ソフト「KLAU PPK-J Desktop for P4R」の試用版のダウンロードサービスを開始いたしました。
Phantom4RTKユーザーにおいては、携帯通信網が届かない場所での運用やVRS配信業者への高額な使用料支払いなどが課題となっていましたが、GeoLink Japanでは、これらの課題を解決しRTK方式よりも更に高精度な位置情報が得られるPPK方式に対応した『KLAU PPK- J Desktop for P4R』を発表したところでございます。この度弊社では、ご要望の多かった本ソフトウェアの試用版をホームページからダウンロードできるサービスを開始しましたのでお知らせいたします。弊社ホームページでは、体験版だけでは無くソフトウェアのマニュアルおよびサンプルデータも公開しておりますので、既存のP4RTKユーザー様のみならずP4RTKの購入をご検討の皆さまも一連の補正処理方法と精度確認を行えます。試用期限は最長1ヶ月(ダウンロード日に応じて2週間~1ヶ月の幅があります)となっており、この期間中であれば正式版と同様の処理を無制限でご利用いただけます。
■使用環境
動作保証OS / Windows7以降(Mac非対応)
◇入力データ
入力画像フォーマット → JPEG
入力シャッター信号フォーマット → MARK
補正情報ファイル → Rinex形式
◇出力データ
後処理補正済み情報 → CSVファイル、もしくは画像のExifファイルに上書き
■試用期限
インストール後2~4週間(ダウンロード日に応じて差異が生じます)
■KLAU PPK- J Desktop for P4Rの3つのスマート機能
P4RTKユーザーの視点で開発されたソフトだからこそできるスマートな機能が搭載されており、試用版では正式版と同様に全ての機能をお使いいただけます。
1.スマート読み込み機能
P4RTKで測位情報を取得後、生成されるPPKファイルおよびシャッター信号ファイルを形式を変えずにそのままソフトに読み込んで処理を始められます。また、後処理補正に必要な電子基準点補正情報(Rinexファイル)の自動ダウンロードがソフト上で無制限に利用できます。
2.スマートオフセット機能
P4RTKのカメラジンバルとGNSSアンテナ位置を考慮したオフセット値を機体のIMU情報を用いて自動校正します。
3.スマートジオタグ機能
後処理補正後、世界測地系と日本のジオイドモデルへの変換を自動的に行います。また、出力には用途に応じて「CSV出力」か「画像のExif情報の上書き」を選択できます。
■操作マニュアルとサンプルデータのご提供
操作マニュアルおよびサンプルデータも同時にダウンロードしていただけます。試用版ソフトと合わせてご活用ください。
ダウンロードはこちらから→https://www.geolinkjapan.com/downloads/
〈リリース記念特別価格キャンペーン〉
7月31日までの期間限定で、「リリース記念特別価格キャンペーン」を実施します。
『KLAU PPKーJ Desktop For P4R』正式版 ¥350,000税別/1ライセンス (通常価格¥400,000税別)
※実際のドローン測量現場に近い環境下において独自のレンズキャリブレーションを行うサービスも有料で実施しております。これによってX,Y,Z 方向全てにおいて、±5cm 以内の精度を実現します。
正規販売代理店については弊社サイトでご確認ください。
リンク→https://www.geolinkjapan.com/shop-list/
『KLAU PPKーJ Desktop For P4R』について
仮想基準点を用いた後処理キネマティック方式(PPK 方式)を使って正確な測位情報を得るために、開発されました。P4RTK は、その名のとおりインターネットを通じて正確な補正情報を得る事を目的として開発されたドローンですが、同時にネットワーク接続を必要としないPPK 方式の機能もデフォルトで備わっています。後処理で補正を行うので、得られる位置精度はRTK方式よりも高精度なものとなります。PPK 方式ならRTK のような基地局との連続通信を必要としないため、山岳地などの携帯環境下でない現場でも測位情報の収集ができるというメリットがある他、RTK 測位で度々起こりうる通信機とのリンク切れによって生じるデータロスや飛行範囲の制限からも解放されます。
>関連情報:「新製品KLAU PPK-J Desktop for P4R」プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000039858.html