株式会社アルファクス・フード・システム(本社:山口県山陽小野田市、代表取締役社長 田村隆盛 以下「AFS」という)は、愛知県が実施する、サービスロボットの社会実装を促進を目的とした県内の様々な施設においてロボットが活躍する姿を多くの方々に見て、体験していただく「あいちロボットショーケース」を2019年度から実施。AFS社もこの度、ロボットが各施設において実証実験やデモンストレーションを行うロボットショーケース計画(2021年1月22日より実施)への配膳ロボット参加が採択されていたが(申請と発売のタイミングでα1号機のみ採択)、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が発令され、ショーケース実証実験先の飲食店が休業となり、予定していました配膳ロボットの実証実験は中止となった。
しかし、ショーケースに向け練習している動画を事務局のご厚意によりホームページ上で公開することができるようになり、その動画が配膳ロボットのスタンダード性能を示しているとして話題になっている
閲覧ホームページ:https://robotshowcase.jp/2020/robots/30.html

◆文句を言わず仕事(配膳・インフォメーション)に勤しむ配膳ロボットが好評!
実証実験は関係者の間でも前から評判・期待が高まっていた。
他の配膳ロボットが「稼働前に工事が必要」「ドリンクは運べない」「玄関マットはちょっと・・・。」「できれば従業員も一緒に来てほしい」などと仕事を選ぶ(条件をつける)中、AFS社の配膳ロボットは「工事不要」「ビールを中心としたドリンクも運びます」「玄関マットも大丈夫」という勤務姿勢。更に、配膳・下げ膳の途中で流れる動画でのインフォメーションや装飾(今回は、実証実験先のTシャツを着ております)も行えるという。そして、その様子は名古屋ロボットショーケースでは見れないが練習の様子を、事務局がホームページ上で公開したことから、その動画を見た方々から「これが配膳ロボット」との称賛の声が上がっているという。

◆AIで歩行ルートを自動判別、衛生面の強化は配膳ロボのスタンダードへ
外食産業では、深刻な新型コロナウイルスの感染拡大を受け、多大な影響を受けているが、そんな中でもアフターコロナ時代における店舗運営のニューノーマルには、配膳ロボットが必要不可欠であるとして導入実証を行っている企業は少なくない。AFS社も導入ニーズは衰えていない状況と話す。
中でも、従来の配膳ロボットなどで行われていた歩行誘導タグを天井に取り付け、配膳ロボットは天井設置のセンサーのルートに沿って歩行する方式ではないAFS社のロボットに搭載されたAIが静止位置を記憶し、配膳時の障害物(テーブル、椅子、人、壁など)をセンサーが感知しながら、AIが歩行ルートを導き出して店内を歩行する、完全自律歩行型の配膳ロボットは評価が高く、また、抗菌処理された収納BOX内に料理を入れて運ぶ、密閉型は、衛生面だけでなく、お客様の取り間違えも防止できると好評。
「工事不要」「ドリンクも運ぶ」「装飾やインフォメーションのアピール」などが配膳ロボットのスタンダードな機能と考えるAFS社では更に、客様注文端末オーダーシステム「オーダーショット」との連携や配膳だけでなく下げ膳機も行える機能。ロボット自体がお客様のお席を回って追加注文を促す“おススメ機能”などのリリースが決まっており(時期未定)を感じ導入を検討する企業も多いという。