ディープラーニングフレームワーク「SmallTrain ver. 0.2.0」のソースコードをGitHubに公開

株式会社 Geek Guild(ギークギルド)(本社：京都市)が、商用AIサービスのための、高精度なAI学習済みモデルの開発に使えるディープラーニングフレームワーク「SmallTrain(スモールトレイン)ver.0.2.0」のソースコードを公開した。オープンソースのため、無償で誰でも利用できる。

【URL】SmallTrain OSSサイト： https://www.smalltrain.org/
【URL】GitHubリポジトリ： https://github.com/geek-guild/smalltrain

SmallTrainは、ライブラリ機能とラッパー機能を兼ね備えたオープンソースフレームワークで、多様なデータを学習済みのAIモデルを起点に、転移学習をするだけで工数をかけずにAIを構築できる。SmallTrainを使うと、精度を損なわず、大量のデータを取得する労力もいらず、ディープニューラルネットワークを迅速に開発可能。MITライセンスに準拠しており、商用利用可能。

SmallTrainの利用事例

SmallTrainの利用事例としては、次の通り。

▼ダイナミックプライシング
ホテルの客室価格予測など時系列データを使ってダイナミックプライシングが可能
▼処方箋認識
処方箋を画像認識でデジタル化します。文字を認識する
▼薬剤画像認識
自然光、薬局の通常のカウンターで薬剤の画像認識が可能
▼AI-OCR
様々なフォーマットに対応可能
▼画像認識
汎用的な画像認識AIなのであらゆる要望に合致させる
▼時系列データ予測
発電予測、消費電力予測、発電所異常検知等の、高精度な時系列データ予測をする

入門として画像認識のモデルの作り方を紹介しているが、時系列データ予測、音声認識など、幅広いAIサービスに使うことができるライブラリ、TensorFlowのラッパーとして使用可能。