配膳ロボット「フルテラ」がお肉をテーブルまでお届け！実証実験開始

アンドロボティクス株式会社（以下アンドロボティクス）が提供する自律走行運搬サービス FRUTERA（以下フルテラ）を株式会社エクシングの子会社で、全国にカラオケ店舗 JOYSOUND や飲食店を展開する株式会社スタンダードが採用し、「しゃぶしゃぶ すきやき 個室ダイニング 天空 品川港南口店（以下、天空 品川港南口店）」にて 10 月 22 日（木）から自律走行による配膳の実証実験を開始した。

新型コロナウィルス感染症対策のため非接触需要が高まりロボットを導入する飲食店が増えており、今回の自律走行ロボットの導入では、アンドロボティクスは非接触型配膳を叶えるためだけでなく、配膳・下膳を自動化し店舗スタッフの負担を軽減することによるサービス中心の働き方へのシフトを目的としている。フルテラには障害物検知のセンサーが搭載されており、人や物にぶつからず安全に走行可能。また障害物を検知した際は音声で注意を促しながら指定されたテーブルまで飲食物を配膳する。アンドロボティクスでは、今回の飲食店への導入を通じ飲食店におけるフルテラの有用性を図り今後のロボットサービス改善に繋げ、サービス業における従業員の負担軽減・省人化への貢献の機会とする。

【実証実験期間】
2020 年 10 月 22 日(木)～11 月 30 日(月) 予定

【配膳・下膳の流れ】
厨房近くに待機しているフルテラに従業員が飲み物や食品を置き、フルテラに搭載されているタッチパネルにて配膳先を指定します。フルテラは指定された配膳先まで「そこ通ります」などの音声を発しながら自律走行で飲食物を配膳します。下膳の際にも用いられ食器類を自動で厨房まで運びます。

【導入店舗詳細】

自律走行運搬ロボットサービス FRUTERA(フルテラ)

フルテラは、多様なオプション機能を備えた自律走行運搬ロボットサービス。基本機能は、障害物回避を含んだ自律走行や自動充電などシンプルであり、ローコストでのサービス提供をコンセプトとしている。電子マネー決済や抗菌機能など企業に合わせたカスタマイズが可能。予め記憶した施設の地図情報をもとに走行し、センサーにより障害物や人を回避可能。フルテラには Wi-SUNを活用した無線通信技術が応用されており、既存の携帯電話ネットワークや Wi-Fi 通信では難しかった、人込みの中での自動走行が可能となった。