これまで高層ビルやオフィスへのデリバリーの受け渡しの際には、セキュリティの観点から注文者がロビー等で商品を受け取る必要があり、エレベーターの乗り降りを含む移動の手間が生じていました。
このたび、東京ミッドタウン八重洲におけるロボットを活用したデリバリーサービスでは、『出前館』の配達員が注文された商品をお店で受け取り、オフィスロビーまで運び、そこでデリバリーロボットへ商品を受け渡します。その後は、デリバリーロボットが館内を移動し、注文者から指定された階層の配達エリアまで直接お届けします。
『出前館』では、生活や時間をより価値のあるものにすべく、社会課題の解決に寄与する取り組みを進め、より一層のデリバリーの日常化を目指して事業を展開してまいります。
<デリバリーサービス概要>
- 日時
2023年8月1日(火)より開始予定
- ロボット稼働時間(予定)
平日9:00〜21:00(最終予約受付:20:00)
- 配送エリア
東京ミッドタウン八重洲内オフィスエリア(7〜38階 ※24階を除く)共用部廊下
- 配送可能商品
・東京ミッドタウン八重洲へ配達可能な館外の店舗
※東京ミッドタウン八重洲館内(B1〜3階)の店舗は順次対応予定
- 注文フロー
① オフィス入居者が、入居者専用サイトよりロボットを予約
② オフィス入居者が商品を注文・決済
③ 配達員もしくは商業店舗従業員がロボットの待機場所へ商品を運びロボットに商品を収納しスタート
④ ロボットがオフィス入居者に商品を配送
⑤ オフィス入居者がロボットから商品を受け取り
⑥ ロボットが待機場所へ帰還
- 各社の主な役割
三井不動産株式会社:ロボットデリバリーサービスの提供、東京ミッドタウン八重洲の管理
TIS株式会社: ロボット統合アプリの提供およびオフィスビルへのロボット提供サポート
アスラテック株式会社:デリバリーロボット「RICE」の提供
株式会社出前館:注文プラットフォーム、配達員の提供
デリバリーロボット「RICE」について
「RICE(ライス)」は、自律走行型の屋内配送ロボットです。ホテルやオフィスビル、ショッピングモール、病院、高層住宅、飲食店、量販店など、屋内のさまざまな施設で活用することができます。物品の配送だけでなく、お客様の先導・案内といった用途にも利用可能です。
人と協調して働くことを前提に設計されており、人との衝突を回避したり障害物を避けたりする機能などを備えています。エレベーターと連携することで、異なるフロアに荷物を届けることも可能です。また、心理的に抵抗感がなく、親しみやすくて使いやすいデザインが採用されているのも特徴で、UI/UXも同様の考えで設計されています。
【『出前館』とは】
『出前館』は、アプリやサイトから簡単に注文でき、さまざまなシーンで活用可能な全国47都道府県に展開する国内最大級のデリバリーサービスです。サービスを開始以降、加盟店舗数は拡大し、現在100,000店舗以上になりました。フードデリバリーサービスとして始まった『出前館』は、昨今では日用品の配達など”ラストワンマイル”の領域までサービスを推し拡げ、進化し続けています。今後、フードデリバリーを起点とし、さまざまなシーンにフィットするサービスとして事業を拡大し、ライフインフラとして進んでまいります。
【株式会社出前館 概要】
(コード番号:2484 東京証券取引所 スタンダード市場)
所在地:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿
代表者: 代表取締役社長 藤井 英雄
コーポレートサイト:https://corporate.demae-can.co.jp/
サービスサイト:https://demae-can.com/
概要:日本最大級のデリバリーサービス『出前館』の運営
資本金:1億円(2022年1月6日現在)
※本ニュースリリースに記載されている会社名および商品・サービス名は、各社の商標または登録商標です。